点の記録

点と点が結ばれるのをじっと待つブログ。主に書籍について。サブで音楽やら映画やら。

趣味をプロレベルにまでしたいならどういう生活をすればいいか

自分が趣味だと思っているものを、仮にプロレベルにまでスキルとして熟練させるにはどうすれば良いか、ということを考えてみる。 まずこの記事を読むにあたって受け入れて頂きたい前提がある。 それは「時間をかければかけるほど熟練する」ということだ。 ス…

SNSの通知を全部オフにしたことでわかったこと

ハウツー系の記事ってなんかちょっと恥ずかしいからあまり書かないようにしていたんだけど、実践して効果があったので、このテーマで書いておく。 実はちょっと前に同じようなタイトルで記事をアップしたんだけど、なんか恥ずかしくなってやめた。しょーもな…

体調崩し気味で赤字社員だと罪悪感が募るけど、社会は関係なく廻っていくので諦めてより良く社会で生きる方法を探すことにする

仕事を休むことが多い。理由は体調の不良である。 10代は胃腸の不調に苦しめられ、20代にさしかかっては扁桃炎に苦しめられている。 扁桃炎は手術をしなければ根本的な解決にはならない。しかも、手術と入院費には大体10~15万円かかって10~15日間は入院を…

面白いレビューを書きたい

山崎は「面白いレビュー」を書きたい。何故か。我々オタク共が手っ取り早く自分の好きなことで社会に役立ちたいのなら、作品に金を出すか、作品を他者に語るかをすることに搾られてくるからだ。

スパムと承認欲求

スパムコメントが多くなったので、コメントを承認制にさせていただきました。 僕の心に深く根をはるのは、承認欲求という怪物です。これを退けることは、並大抵の努力ではかないません。人生のどこかで、主に子ども時代、認められることに飢えていた時期があ…

ライト書評 『ボランティアという病』『術語集』『世界史とヨーロッパ』

ボランティアという病 (宝島社新書) 作者: 丸山千夏 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2016/08/05 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 押し付けがましい善意によって地獄を見る人がいる。ボランティアはかねてより、「善意の押しつけ」「自己…

行動的禁欲と地獄の設定

何かを成し遂げる人というのは、ミスター社会学者マックス・ヴェーバーが言う「行動的禁欲」を自然と身に着けている人であるように思う。 行動的禁欲というのは、目的のために、その他一切の欲求を忘れ、ひたすらに目的の達成の為に行動する態度のことである…

『エロスと「わいせつ」のあいだ』──「文化」か「犯罪」か

エロスと「わいせつ」のあいだ 表現と規制の戦後攻防史 (朝日新書) 作者: 園田寿,臺宏士 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2016/02/12 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 我々一般市民は、性的な表現を目の当たりにした時、それがエロ…

『グレイテスト・ショーマン』──解釈のいらないストレートな一本

グレイテスト・ショーマン(サウンドトラック) アーティスト: オリジナル・サウンドトラック 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン 発売日: 2018/01/17 メディア: CD この商品を含むブログ (1件) を見る 難しいことは抜きにして、単純にミュージ…

『コーヒー哲学序説』から好きなものを語るときのテクニックを学ぶ

もしも自分が好きなものを発表するとして、それが世間からあまり良く思われていなかったり、あるいは、自分から推したりするのに引け目を感じるならば、寺田寅彦の『コーヒー哲学序説』を読んでみるといいかもしれない。 コーヒー哲学序説 作者: 寺田寅彦 発…

『世界の名著』がでかいのと、やっぱり買ってよかった

15冊のうち13冊が我が家に届いた。 世界の名著は全66巻。続・世界の名著15巻を入れると81巻だ。現在引っ越しを考えているんだけど、ペースを考えないと引っ越しがクソ大変になる。 世界の名著は解説が面白い。良い解説なのか、悪い解説なのかという評価はで…

『世界の名著』シリーズを集めはじめました

降って湧いたアマギフで、かねてから欲しいと思っていた『世界の名著』シリーズの購入をスタートさせた。まずは1巻から15巻まで。 全品ヤフオク一括購入という手段もあったけれど、まとまったお金も無いし、一度に届いたとしても置いておくスペースも無いの…

二番煎じかもしれないけど「欲求の分布図」を作ってみた

自分の欲求の数々が、どの位置にあるのかを俯瞰できる図みたいなものを作った。これにより、自分が自己中心的な欲求を抱えているのか、他人の欲求についても関心があり、多くの物事に関心を持っている人なのかということを測ることができる、かもしれないと…

約2500冊の「極意」

真理や真実は無いのに ちょっと意地悪な記事です。 我々迷える子羊=現代人は、真実や真理を求めたがる。僕もそうだった。今でもそうであることがしばしばなのが情けない。気が滅入っているときなどに書店に行くと、誘蛾灯に誘われる羽虫のごとく、ビジネス…

「不健康」から「健康」へ

僕はよく体調をこじらせる。大病を患っているわけではないのに、すぐに体調を悪くしてしまう。言い過ぎかもしれないが、人の2倍くらい体調不良になる。 大学生にあがってから顕著になった気がする。大学に通いながらバイトをしていたが、そこで胃の調子が悪…

計画性と文章執筆

アウトラインから組み立てる テーマや主張があらかた決まっている場合、アウトラインから組み立てると良い。 これはライティングの通説である。特にブログやメルマガ執筆などの比較的ライトな文章を書くためのテクニックを紹介している書籍によく見られる。……

謹賀新年

多くの寄り道をして、現在に至ります。 寄り道はしないのも問題ですが、しすぎるのも問題です。度重なる寄り道で出来上がったのが、僕にとっての2017年でした。寄り道し過ぎた結果、現状維持となりました。 度重なる黒歴史とおさらばするため、一度このブロ…

『日常に侵入する自己啓発』──自己啓発ブームを社会学で見る

日常に侵入する自己啓発: 生き方・手帳術・片づけ 作者: 牧野智和 出版社/メーカー: 勁草書房 発売日: 2015/04/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (9件) を見る 自己啓発にハマり狂っていた頃があったということを、このブログでも何度か記事にして…

「初学者殺し本」の見分け方

「初学者殺し本」とは 「初学者殺し本」 本来、初心者を読書ターゲットにしていると想像できる「入門」の名を冠しながら、実際は多量の前提知識が必要であり、とても初学者が読めるようなものではない書籍のこと。個人差アリ。 山崎が安直なネーミングセンス…

だって賢く見られたかったんだもの

もっとね、こう、奔放にやろうぜっていう感じがするんです。 僕がある一冊の本について書いている記事を読んでもらうと、「真面目な山崎」が必死に著者の世界観についていこうとしている姿が思い浮かばれるはずです。なんだか情けない感じがすると思います。…

『親権と子ども』──親になるとはどういうことかを考える

親権と子ども (岩波新書) 作者: 榊原富士子,池田清貴 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2017/06/21 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 「親権」というものについてあまり考えてこなかった。 山崎に子はいないけれど、子どもたちと遊んだり、喋っ…

『新書がベスト』──読書術本の個人的優勝候補

新書がベスト (ベスト新書) 作者: 小飼弾 出版社/メーカー: ベストセラーズ 発売日: 2010/06/09 メディア: 新書 購入: 8人 クリック: 102回 この商品を含むブログ (94件) を見る 読書をしなきゃと思っていても、これがなかなかできないと思う人は、小飼弾さ…

自分の書いた文章を読み返すと恥ずかしすぎて心が死ぬ

過去に書いた文章を読み返すと、100パーセント恥ずかしくなる状態になってしまいました。文章練習と読書仲間を増やす為に運営していたブログですが、文章の腕前は未だに自分の納得いく状態にはなっておりませんし、せっかくできた読書仲間とは疎遠になってし…

エミール・デュルケーム『自殺論』──自殺について考える種本

自殺論 (中公文庫) 作者: デュルケーム,宮島喬 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1985/09/10 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 137回 この商品を含むブログ (81件) を見る 若い世代の死因に自殺は多い。日本人の年齢別死因では、20歳~39歳の第1位が…

市川春子『宝石の国』──輝く宝石たちの中にある闇にドハマリする

宝石の国(1) (アフタヌーンコミックス) 作者: 市川春子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/07/23 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (11件) を見る アニメがめちゃくちゃ良かったので、今出ているコミックスを全部読んだ。「この漫画がすごい…

ジグムント・バウマン、ティム・メイ『社会学の考え方』

社会学の考え方〔第2版〕 (ちくま学芸文庫) 作者: ジグムントバウマン,ティムメイ,Zygmunt Bauman,Tim May,奥井智之 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/08/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 僕は大学の頃社会学部に所属していたけ…

小室直樹『数学嫌いな人のための数学』──数学に興味を持った本

数学が苦手だという記事は、過去何度も書いてきた。ただ、少し勉強してみると、ちょっと面白いかも、みないな気持ちが湧いてくるから不思議です。試験に出てくる計算問題については、やはりてんでダメだが、数学という学問の背景知識は、いくらかストックが…

本多静六『私の財産告白』──貯金ができない人が読むべき本

財産告白 私の財産告白 作者: 本多静六 出版社/メーカー: 実業之日本社 発売日: 2013/12/20 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (3件) を見る たまには自己啓発本。 山崎は金にだらしなく、その場の欲望を金で補ってきたおかげで、金欠の割にはブクブ…

ピエール・バイヤール『読んでいない本について堂々と語る方法』──書評ブロガーはこの本を読むべきだ

未読コンプレックス 本が好きであると自負している人に付きまとう、厄介な問題があります。それは、「未読状態」にストレスを感じてしまうということです。 読書が好きである、ということを公言していればいるほど、「あれよんだ?」という問いに対してはナ…

太宰治『お伽草子』──婆汁なんてのは、ひどい。

読書が好きです、といいながら、ここ一年ろくに小説を読んでいませんでした。 こりゃいかん、と思ってAmazonで手頃なのは無いか?と探していると、『太宰治全集』というものがありました。Kindleで。衝撃の200円。随分と安い。ブックオフで太宰治の作品を全…