点の記録

点を線で結べない男の雑記帳

雑記

30歳最後の日に近況報告

長らく更新していなかったこのブログを、ちろっと気まぐれに更新してみようと思ったので書いてみる。 文章書くという営みは、ブログという形では無いにしろ続けていた。 もちろん、まともな文章ではない。 TRPGのキャラクターシートという、同好の士以外の人…

学習アプリ、Ankiの無駄遣いが楽しすぎる

Anki(あんき)っていう単語カードアプリ、これがマジで楽しい。 ja.wikipedia.org 普通は単語帳とか語学学習とかに使う用アプリ。 分散学習という学習方針に沿って設計されており、忘れた頃に「この問題の答え覚えとるか~~???」といい感じに出してくれる…

好きだったブログが消えた

「おならっぷばーん」という、一度読んだら一生頭から消えないインパクトのある名前のブログが消滅していた。とても残念だ。文章の切り口も文体も好きだった。 管理人のかたむきみちおさんは読書家で、読んでいる本(骨太な本ばかりだった)の内容と、日常の雑…

記録の習慣化をしていきたい

記録する習慣をつけたい いまは、望ましい習慣を身に付けたいモードだ。 以前だったら、このモードはとても警戒していた。心が上向きになっているときには、自分の現状を把握する前に、その日の夜などに、翌日のやりたいことリストを作ったり、理想的な1日の…

怠惰の範囲

何事にも億劫になるとき、これは病気によるものか、それとも怠惰なのか、その判断が付かなくなることが、うつ病になってからの僕のひとつのテーマだ。 身体が全く動かなくなる、悲観妄想がとまならない、希死念慮が発生するなどは、病気のしわざとすぐに気が…

寝ることについて

寝るとスッキリして体調が戻る。当たり前のことだ。しかし我々現代日本人は眠りを疎かにしがちだ。日本人は世界で最も眠らないとされている。1ヶ月前のニュース記事にこんなのがある。 日本人の平均睡眠時間は「世界最短」 ショートスリーパーの割合も最多に…

Twitterではなく字数制限が無い場所で格闘してほしい

社会問題を論じるとき、Twitterを未だに論壇として活用する文化人、インテリが多いと感じる。好意的に見れば啓蒙思想の現れだが、神経症的な極右極左の糾弾に遭ったり、誤解されたまま情報が伝わったりと、裏目に出ているケースが目につく。 自分の知性にあ…

気分、あるいはモード

「持続していること」や「習慣」とは無意識レベルにまで落としこまれた活動のことを言うのだと思う。それ以外の趣味・活動については、その日の気分で実行可能か不可能かということが決まる。僕には音楽、映画鑑賞、ブログ、読書などなど趣味があるが、それ…

他者に対する無力感

身近に感じていた人間が、陰謀論にハマったり、自然派ママになったり、マルチに引っかかっていたり、怪しいオンラインサロン会員になったり、自己啓発信者になった時の、あの置いていかれた感じ。 カルト宗教に入っていた場合などは諦めがつくのだけれど、上…

何かをおすすめされたらすること──そしてマウントクソ野郎との付き合い方

昨日1500字がちょうど良いとか記事で書いたのに1500字超える文章を投稿するってどうなの?でもずっと下書きで「そろそろ成仏いいすか」って訴えかけてきていた記事だったんです。それを加筆修正したものです。お焚き上げ~。 おすすめ戦国時代 ステップ1:心…

僕の適正文量は約1500字かもしれない

憧れの2000字超え ブログ記事は、僕が書く場合、1500字くらいがちょうど良い気がしてきた。 現在活動している書評家の個人ブログの特徴をかいつまんでみた。松岡正剛氏やDain氏、HONZレビューや冬木氏のような書評サイトの平均文字数は2000文字を超える。 彼…

ブックダーツの缶あかなくなった悲しい

日常は突如として崩壊する。愛用していたブックダーツの缶の蓋が開かなくなった。 自分で購入したブックダーツと、人からプレゼントされたブックダーツの2缶分がストックとしてある。すでに1缶はほぼ使い切っており、開かなくなったブックダーツの方は潤沢に…

散歩日誌 2021/05/01

近所に自然公園を見つけたのが3日前だ。 存在は知っていたがなかなか行く気になれなかった。久しぶりに身体が動くようになったので散歩に出かけるついでに足を運んでみた。大当たり。散歩にうってつけな場所であると判明した。今後もお世話になるだろう。 そ…

読書が苦手な人がちょっと頑張ってハードルを超えるありきたりな方法

全く本を読めないけれど本が読めるようになりたいという人に向けて、自分なりに「こうしてみれば」という方法を考えてみる。気楽に読んでほしい。 1:図書館のカードを作る 1-1:「くそめんどいので、普通に書店で買うわ~」という人へ。 2:読みたい本を見つけ…

あらゆる能動的な行動は評価されるまでは自己満足だ

あらゆる能動的な行動は、評価の仕組みが現れる、あるいは仕組みに取り込まれるまでは、自己満足の領域を出ない。 そう考えると、いろいろ気分がラクになった。表現することが趣味だからだ。誰かから依頼されたりした表現物はこの限りではないが、能動的な表…

「焦らない」ための、牛

うつ病になってから、一番実践が難しいと感じるのは、「焦らない」ということだと思う。 回復、寛解を焦るあまりに、不必要な努力をしてしまい、精神を消耗し、さらにうつの度合いをひどくしてしまうというのは、うつ病アルアルだ。 うつ病になってから、仕…

それでも「気合い」は必要だ

心理学インフルエンサーたちにより、「意志力」を消耗せず日々の暮らしを充実させる術が流通している。このようにすれば、やる気が起きるとか、そういうアレだ。 しかし、最終的には「やる・やらない」という判断を個々人がすることになる、という視点があま…

年越しそば

腹が減ってしまったので、年越しそばのつもりで買った何色かのたぬきを、21時くらいに食ってしまった。 やけに平べったいお湯で戻るそばに、科学の力がふんだんに使用されたケミカル出汁が絡まる。普通にうまい。文化祭の飾り付けのゴミみたいな見た目なのに…

条件付き安堵の逆襲

絶不調につき、仕事を残り半月休むことになった。 お金の問題もあるが、それはもう後回しだ。休む。 余裕が無くなってしまった原因は、「これされすれば大丈夫」という安心システムを取っていたからだと考える。 「仕事が続けられれば大丈夫」「人と話せるな…

Fan Pay様に寄稿致しました 2020-10-20

はじめてのおしごと 初めて文章でお仕事を頂いて、それが公開された。 しっかりとした「読書ブログ」を運営されている方々の中に滑り込んだ場違い感が拭えないけれど、少しでも誰かのお役に立てればと思う。 card-media.money.rakuten.co.jp 「これから読書…

眠れないから何だってんだ 2020-10-11

ろくに眠れていないが、それでもいいかと思うようになった。 今まで、眠れないと、「いやぁどうして僕は眠れないのだ」とか「明日の仕事は確実にミスをする」とか「命の前借りしながらTwitterを眺めるとは何事だ」とか「それにしても、不眠の朝3時に視る『水…

肩書き 2020-09-18

誰の差し金だったのか、今となっては分からないが、謎の肩書を名乗る人間が増えてきている気がする(主観)。○○アーティスト、○○のプロ、○○クリエイター……この〇〇に入るものが、現実の世界や社会に存在しないもの(無形のものではなく、全く存在しないもの…

ノートの威力 2020-09-14

憂鬱をネット上に発信することをやめようという志があったとしても、今後おそらく、そういうことをしたくなる日が来るだろうということを、ある程度予測している。が、本気でやめようと、今思えているのは、病み発信の変わりになるものを得たからだ。という…

「改善しない」ということは人間には不可能かもしれない

「改善」という態度について、ここのところ、くそ詰まらない記事を書いている。 ことの発端は、後ろ向きかつ自己批判的性格の僕は、現状を正しく分析し、課題を見つけ、その課題を解決するという一連の営み、すなわち「改善」をすることに向いていないと感じ…

思考過程200617

僕はあらゆる改善をやめた。これは前の記事で書いた。 achelou.hatenablog.com 改善をやめてみると、いろんなことが、「やらなくて良いこと」となる。僕が「やらなくては」と思ったことは、ほぼすべて、別にやらなくて良いことであった。極論的ではあるが、…

「改善」の為の情報を仕入れることをやめた

メンタルヘルス改善の技法については、しばらくの間、情報を仕入れないことにした。 理由は、僕はどこまでいっても自己批判的な気質であるからだ。 自己批判気質というのはやっかいなもので、例えば「これこれがメンタルに良い」とか「こういう風な考え方を…

「書けない」という話ならいくらでも書ける

継続的なブログの更新が止まっている状態から元に戻すとき、ブロガーはあらゆる「言い訳」をする。残念ながら、どんなにもっともらしい理由をつけたとしても、あらゆる言い訳は「書きたくなかった」という一つの真理に収斂していく。 このブログも、5月上旬…

図書館と漫喫を使えないのはきつい

新型コロナウイルス流行によって、図書館が使えなくなった。 読書とは金のかからぬ良い趣味であると思っていたちょっと前の自分をひっぱたきたい。少し考えればわかることだが、図書館は感染症で一発アウトであり、さっそく書籍は購入しなければ(自分にとっ…

凡人で良かった

特異な才能が無いことを卑下するというのは、僕に限らず多くの人間が経験したことがあるだろう。ポスト世界に一つだけの花世代は、自己の無二性と弱肉強食の社会システムの間で、見えない何かに羽交い締めにされる。 前者は大概ないがしろにされ、後者によっ…

涙のインポテンツ

EDよりも「インポテンツ」という響きが好きだ。 インポテンツはドイツ語であり、「性欲、勃起、性交、射精、極致感のいずれか1つ以上欠けるかもしくは不十分」な状態であると言う。これは性機能障害という括りに相当する。しかし、「インポ」という蔑称が生…