食事健康本はもういいや
絶対に正しい情報なんて無い
運動指導者が断言! ダイエットは運動1割、食事9割 [決定版]
- 作者: 森拓郎
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2014/02/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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世に溢れかえっている食事に関する健康本。
上の本を含めて何冊か読んだけど、共通点は「糖質」に気をつけろっていうこと以外はみんな言ってくることが違う。
食事に関してはダイエット中は「結局糖質制限なのね」となってしまう。それなりに根拠は説明されてるし、まあ信じられるけど、無闇矢鱈と糖質制限したら体調壊すって言うし……。うーん……。(ここで考えるのをやめた)
そういえばかねてより思っていたことがある。
健康本はビジネス本や自己啓発本ライクなところがあるのが注意しなければならないと個人的に思っている。平易な文章で分かりやすく、文末表現もですます調でとっつきやすい。パーソナルトレーナーについてもらっているかのような安心感と、今まで自分が信じこんできた食に関する知識を根底からひっくり返す驚きの健康法でもって、僕らのダイエットに対する価値観やモチベーションにバンバン働きかけてくる。だから鵜呑みにしたくなるけれど、ちょっと待つのじゃ。
どんな本でもそうなんだけど、そこから読み取った情報を、もう一度自分の中で咀嚼する必要がある。例えば自分の生活リズムにどのように取り入れるかとか、本当に自分がやっても大丈夫なものなのかとか、続くのかとか。
早起き健康法だとかの本もそうだけど、無理やり本に書いてあることを実践しようと思ったら逆に体調を崩すかもしれないし、本によって書いてあることがぜんぜん違う。その通り実践できなかったら「俺やっぱダメかもしんない」と自己効力感を下げてしまう可能性もある。
情報の信頼性はもちろん重要だけど、それに加えて何が自分の性にあっているか、実践する上でのデメリットは何かに注目しなければならない。
健康本界隈は特に「絶対に正しい情報なんて無い」という意識を持ちつつ臨まねばならない世界だ。命に関わる。読書の真髄を身につける入り口は、もしかすると健康本にあるのかもしれない……。
食事健康法は貧乏にはちょっときつい
私のような万年貧乏マンは恵んでいただいたものは何でもありがたく食べさせて頂く。インスタントラーメンを頂ければそれを食うし、栄養つけなきゃダメよと言われて高カロリーのものを恵んでいただいたときは、その栄養を鷲掴みせんと貪るのである。
健康になるためにはジャンクフードはご法度。わかる、わかるよ。しかしジャンクフードと貧乏学生は切っても切れない固い絆で結ばれているのだ。自炊する気力はバイトと学業に奪われ、家に帰っては備蓄のインスタントを消費する毎日だ。安いし時間もかからない。「若いから大丈夫」という根拠のKの子音すら見つけることもできない「謎の自信」によって飢えを凌いでいると言っても過言ではない。
さらに言えばダイエットの天敵である『糖質』は米とパンという庶民の生活には欠かせない食材に含まれてしまっている。貧乏マンにとってこの2つは欠かせない食料だ。
特にパン。最近は小麦をこれでもかとバッシングする健康本が増えてきている。アンパンマンの立場無くなっちゃうじゃないか。おかげでパンを食べるたびにストレスが溜まっているような気がする。
これが原因でがんになってしまうかもしれない。考え過ぎないようにしないと……。
で、結局どうすればいいの
今まで読んできた食事に関する健康本に書いてあったこと、覚えている範囲で書いてみる。
カロリーオフ、糖質オフという謳い文句に騙されるな!
少しでもカロリーが少ない上質なものを選びなさい!
糖質なんてゼロでOK
糖質少しはとらないとダメなんだよ!
朝食を野菜ジュースに変えなさい!
野菜ジュースは野菜じゃない!飲むな!
取る油に気をつけろ!マーガリンは油じゃねえ!!
1日1食がいいぜ!
食事急に減らしたらリバウンドだぜ!
肉を食べろ!肉食べても太らないぜ!
いやいや肉はだめだ魚を食え!
サプリに頼らない食事をしろ!
いやサプリ飲んでもいいからとにかくバランス保て!
楽にできるよ!
ダイエットは修行です!
小麦はダメだ。
小麦はやっぱりダメだ……
うるせーーーー!!!!
そろそろ健康本読むのは控えるべき頃合いなのかもしれない。
多分人よりかなりの量を読んでいると思うんだけど全然痩せないし。ダイエット知識デブですわ。そんな状況にもストレス溜まったりしてるし。
以上完全な逆ギレでした。
食事って本当に難しいですね。
ちなみにちょっと前から食に関して考えるの面倒くさいけど健康になりたい、でもお金ないので下の本を参考にしてます。もともとかなり太ってたから2ヶ月で7キロストーンと痩せました。
でもこれ、ダイエットじゃなくてあくまで健康のための本なので、そこを履き違えるとダメかもしれません。ご参考まで。
支離滅裂すぎるぞこの記事……。
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