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点の記録

点だけ打って線を引けない男が、点と点を結ぼうとするブログです。

Kindle Unlimitedで読める私的おすすめ実用書5冊

読書
月額制電子書籍サービス

いままで全然気が付かなかったのですが、Kindle Unlimitedなるサービスが開始されたそうで。8月3日よりスタートしていて月額980円で対象書籍が読み放題というもの。実際に使ってみたらストックが10冊までだったりと期待と違うこともあったけど、我慢できる範囲内である。日本の出版事情のことを考えると、Amazonさんまた書籍業界に打撃を与えちゃいそうなサービスやってくれたなと思うわけですが、そこで10冊ストックが生きてくるなと。「この本は定価で買って残しておく価値がある」という場合は買っておけば良いわけだし、しっかりとした本にはお金を払える!という人が増えたり、本を読むということが少しでも広まるならこういうサービスの存在意義はあるよなって思う。

お金を払う価値があると思った5冊

Amazonのラインナップを見てみると、名著がUnlimited対象書籍になっていたりする。「これはお金を払っても買う価値あるぜ」というものもあるので、著者応援のためにここはひとつ、Amazon Unlimited対象書籍で、かつお金を払う価値ある5冊を紹介したいと思う。10冊にしようかなと思ったけどあまりにも記事が長くなっちゃうので5冊にした。今回は実用本に絞ってオススメしたい。評論、小説や漫画もかなり多くUnlimited対象商品になっているので、余力があれば記事にします。

 

ITビジネスの原理

ITビジネスの原理

 

 全くITビジネスについて知らないけれど知りたいという人、将来IT系に就きたい中学生高校生、うっかりITビジネスをやる企業に入ってしまったけれど基礎が身についてなくて正直焦っているという人は読んでおいて損はないし、お金を払っておいて損はない。堅苦しいタイトルの割に非常に文章が読みやすく、IT分野を知らない人でもパソコンなどに慣れ親しんでいる人であれば理解できる内容だと思う。

・売ろうとする商品
・その商品の価値が最も低い場所 仕入れ 地)
・商品の価値が最も高い場所( 消費 地)  
の三つを結びつけるマッチングが、ビジネスのキーになるのです。

(中略)

ところがインターネットの出現によって、この あたりの事情に変化が起き ました。
インターネットの最大の特徴は、空間(距離)的、時間的な制約なしに世界中を結ぶ、ということです。 

 この辺りからしっかり書いてあるので、興味ある人はオススメ。

 

東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない (PHP新書)

東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない (PHP新書)

 

 東京大学を卒業し、同大学大学院に進むも一転してプロゲーマーへの道を進むことになったとぎと氏による自伝的著作。いままで論理と理論で進んできた人生を捨て、なぜプロゲーマーになったのか?彼の生き様と人生哲学を知ることができれば、人間の情熱や決断力などがいかに重要なのかを理解できると思う。

プロゲーマーと公務員、どっちなろうかということを相談し、多くの人に公務員という選択肢を推されるも、大学の先輩や親に後押しされ、そして自分で決断していくプロセスは読んでいてとても勇気づけられる。自分の夢について他人に相談するということは、「やめておいたほうが良い」という価値観を提示され、モチベーションが減退するというリスクが伴う。それでも尚、少数派である応援側の意見をエネルギーにできたのは、他人に相談するという段階で、ある程度プロゲーマーになることを決めていたのではないかとは思うけれど、それでも彼の決断力は間違いなく、彼の人生を好転させた。

好きなことで食って行きたい人は必読の書。

 

スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫

スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫

 

 あらゆる自己啓発本で書かれていることは、明治時代の日本で流行したこの自助論に書かれていると言っても過言ではない。近代化に伴ってこれからは勉強せなあきまへん!と説いた福沢諭吉の『学問のすゝめ』と並んで読まれたという宣伝文が本当であれば、当時の人たちはどんな自己啓発本読んでいたのかな?ということも知れる。でも本当に書いてあることは今流通しているビジネス本とかと同じ。これ一冊持っていれば、だいたいの自己啓発本は抑えられてしまうのでオススメ。啓発難民になる前に読んでおきたい一冊。

東大教授が教える独学勉強法

東大教授が教える独学勉強法

 

東大教授ということで、なんとなく説得力を感じてしまってうっかり購入してしまった本だったけれど、とんでもない。独学する上での心構えは非常に参考にしている。本書を紹介する上で、本書における勉強とは何か、ということについて触れて置かなければならない。

本書で身につけて欲しい勉強について

みなさんが「勉強」と聞いてイメージするのは、大きく分けて次の二つのタイプではないでしょうか。

1.明確なゴールがある勉強(受験勉強や資格試験の勉強など)
2.教養を身につけるための勉強(趣味的な世界の勉強など)

それに対して、私が本書を通して皆さんに身につけてほしいと思うのは、次の第3のタイプの勉強です。

3.答えのない問に自分なりの答えを見つける勉強

本来、大学で身につけるのが3の勉強です。言うなれば、3の勉強こそが本質的な勉強であり学問であると思います。 

勉強や独学というのは社会に出れば何も役に立たないというように思われるが、答えのない問に自分なりの答えを見つける勉強というのは、まさに社会で生きていくことに必要な技能であるとは思うのだけれど、どうだろう。私的な事柄にしても、政治や経済などの社会全体の問題を考えるにして、この力がなければ民主主義の権利を上手に行使できない。

大学時代にしっかり勉強してこなかった僕には耳が痛いことばかり書かれているけれど、いまから独学で学問をしていこうという人にはオススメの一冊。

 

わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)

わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)

 

僕のように 読書が趣味ですとか、読書が好きですとか自称するのであれば、ちょっと立ち止まって読んで欲しい良書。「わかったつもり」状態の時、人はその物事に対して興味やもっとわかりたいという学習意欲がわかず、さらに厄介なのは「わかったつもり」状態というのは本人にとっては「わかった」状態であるということだ。本書はいかに我々が「わかったつもり」状態で本を読んでいるのかということを思い知らされる一冊。冷静に自分の読書の方法を見直す良い機会になると思う。

 後から考えて不十分だというわかり方を、「わかったつもり」とこれから呼ぶことにします。再度繰り返しますが、この「わかったつもり」の状態も、ひとつの「わかった」状態ですから、「わからない部分が見つからに」という意味で安定しているのです。わからない場合には、すぐその先の探索にかかるのでしょうが、「わからない部分が見つからない」ので、そうしようとはしないことがほとんどです。

同じ本を何回も読むべしという教えが読書論の中で支持されるのは、こうした「わかったつもり」状態からの脱却にある。『東大教授が教える独学勉強法』と併せて読みたい。

 

上で紹介されている本はKindle Unlimitedというサービスを使うことによって無料で読めてしまう。Kindle上でフルバージョンの立ち読みができる。しかしKindle Unlimitedで読める本は10冊までと決まっているのでどうしても残したい本は買っておく必要がある。ここに上げた本は、同サービスを使い始めてから「これはどうしても残しておきたい」と個人的に思った5冊で、スマイルズの自助論は紙の本で持っており、それ以外の本に関しても紙の本で購入予定。

Kindle Unlimited、Kindleを利用する参考にしていただければ幸いです。

以上『Kindle Unlimitedで読める私的おすすめ実用書5冊』でした。

 

achelou.hatenablog.com

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