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点の記録

点だけ打って線を引けない男が、点と点を結ぼうとするブログです。

「意識高い系」について

思ったこと 読書

 

「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー (ベスト新書)

「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー (ベスト新書)

 

お前ら、そろそろ、大人になれよ。
自分磨きは、ウソだ。その前に、目の前の仕事をしろ。
人脈は、ウソだ。その前に、近くにいる家族や仲間、恋人を愛するのだ。
ネットは、ウソだ。これだけでは世の中が変わらないことに気づけ。
意識が中途半端に高くなったところで、自分も世の中も変わらない。
自由な生き方?自由な働き方?
あるわけねぇだろ、そんなもん。
自由と不自由が地続きであることに、そろそろ気づけ。
制約や理不尽が生む創造だってあるのだ。
新しい生き方、働き方の模索は人類の義務である。ただ、まずは今を一生懸命生きないと、現実を直視しないと、明るい未来なんてものはないのだ。

意識の高い皆さん、目を覚ましてください!!

引用元:「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー p.203-204

この文章を読んで、うるへーと思うだろうか、目を覚まさなきゃ!と思うでしょうか。残念ながら僕は、「目を覚まさなきゃ」と思ってしまいました。そう、僕は意識高い系でありました。ちなみにこの本において意識高い系とは以下の様な人たちです。

1.やたらと学生団体を立ち上げようとする
2.やたらとプロフィールを「盛る」
3.全ては自己アピール、質問が長い
4.ソーシャルメディアで意識の高い発言を連発
5.人脈をやたらと自慢、そして利用する
6.やたらと前のめりの学生生活を送る
7.人を見下す

引用元:同書 第1章 意識の高い学生(笑)たち 小見出しより

当てはまるのはおそらく、4かな。ブログというメディアを使って、学生の頃からあれこれ偉そうに書いてまいりました。恥の多い生涯を送ってきました。

ここにはないですが、ブログじゃ偉そうに言う割に、口だけになっている部分が多すぎるんじゃないかと振り返っております。自己研鑚しなきゃ、行動しなきゃ……本を読んで、そうは分かっているんだけれど、実践なんて無理だよ~と怖気づいている子どもです。口では偉そうなことを言っておきながら、実は何もやれていないタイプ。「読書バカ」という人種に分類されるでしょう。

過去のブログ記事を読んでいて恥ずかしくなります。「おうおう、随分と偉そうなことを書いちゃってるなあ」と思います。文章から匂い立つ、そこはかとない薄っぺらさと胡散臭さ!たまらないね(泣)

「意識高い系絶対殺すマン」の養分になるに違いない。
どうぞ、ご自由にお食べ。そして、ご自由に殺せ。

人生には現在しか無いのにも関わらず、こうなったら良いな~という煩悩丸出しの未来を夢想し、しかるべき努力もせず、のうのうと、のんびり生きてきたように思います。そのつけが今回ってきたんじゃないかな。笑えないけど、笑うしかない。

このように今までを後悔しても何も意味は無いですが、存分に恥ずかしがっておこうと思います。努めて恥じらっていこう。ただ、恥じらい続けて何も出来ないのでは元の木阿弥ですから、あえてポジティブに考えるなら、30代や40代で「自己啓発難民」にならずによかったね、ということかな。読書が好きな人って、絶対この「自己啓発ブーム」みたいなのを通る気がするんだよね。どうなんだろう。

ところで、引用させて頂いたこちらの本の著者同様、自分磨きや自己研鑚を悪く言うつもりはありません。自己啓発本やビジネス本に対する、ネガティブキャンペーンを展開するつもりもございません。自分を成長させよう!というのは素晴らしいことだし、ビジネス本だと甘く見てると結構いいこと書いてるな~と思う本だってあります。

それに『「意識高い系」という病』の引用箇所のように、「そんなことしてないで、目の前の仕事をやれよな」と言っても、意識高い系の方々には意味ありません。中には夢から覚めないほうがエネルギーが出る人たちもいますから、無責任に他人の人生に口出す方にも問題あります。一番は、そっとしておいて、痛い目にあわせてあげるのが良いでしょう。「意識高い系」を絶対に殺す方法は「野放し」なんじゃないかと思います。本当に意識が高い人は結果を残しますもんね。

あとはこういう本を読んでみるとか。僕の場合、読んでたけど、ショーペンハウエルさんの視点から自分を客観視することが無かったものだから、ついつい馬鹿になっておりました。

読書について 他二篇 (岩波文庫)

読書について 他二篇 (岩波文庫)

 

「意識高い系になった?」と少しでも言われたり、心当たりがある人は、上記のような「意識高い系批判」を読んでみてください。それらを読んで「全てのツッコミに反論5個くらい、何も後ろめたさ無く言い返せるわ!」という方であれば本当に意識が高い人かなと思います。ゴーイング・マイ・ウェイ。世界を変えてください。

「もうそれ以上はやめてくれ!」という心が生まれたらば、もう世界平和とか世の中を変革させるとか、そういうのをやめて、身近な人のために何ができるかとか、自分のために何ができるかを考えても良いんじゃないかな、と思ったりするゲリラ豪雨日和です。ハマり狂っていた自己啓発テクニックとも、おさらば!!

こんなきな臭い僕でも良ければ、今後とも、このブログ共々、よろしくお願いします。

自戒の念も込めまして、以上『「意識高い系」について』でした。

薄っぺらいのに自信満々な人 (日経プレミアシリーズ)

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achelou.hatenablog.com

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