点の記録

点と点が結ばれるのをじっと待つブログ。主に書籍について。サブで音楽やら映画やら。

花火大会と祭りについて

私の地元方面には「西武園ゆうえんち」という、東京西部の住民にとってはお馴染みの寂れた素敵な遊園地があるのですが、夏休みの期間、毎週土曜日になると、40分くらいの間でしょうか、花火を打ち上げるのです。

そんな環境であったのにもかかわらず、中学生、高校生ともに、花火大会に友人と行くということは、ついぞありませんでした。せいぜい、花火が見える見晴らしの良い場所から、遠巻きに偶然鑑賞できた思い出が、曖昧な記憶として存在しているのみです。ですから、花火大会特有の、意中のあの子を巡る甘酸っぱい思い出や、花火を見た後に警察の目を欺きながら、外でそのまま友人たちと語り明かすなどの青春エピソードチャンスなんぞは、小説の中でしか味わったことがありません。

舞踏会

舞踏会

 

じゃあ、なんで花火大会について書き始めたんだよ?と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。まさにブログの記事を書こうとした瞬間、賑やかな祭り囃子が遠くからピーヒャラと鳴ってきて、くぐもった花火の音が、ドーン、ドーンと聞こえてきたからです。

ただ、花火大会について書き始めたことを、今少し、後悔しております。記憶がなさすぎる。

中学生、高校生ともに友人には恵まれ、暇をもてあますことは、おそらく少なかったのではないかと思います。それにも関わらず、僕が花火大会に誘われなかった理由とは何か?これを考えていくと、それなりに楽しかった学生生活がどす黒く変色していく可能性を感知したので深入りはしない方が良さそうです。しかし、それでは本当に書くことが無くなってしまいますので、フワっと、僕がそこまで傷つかない、自分に都合の良い解釈をここに書きます。

あまり深く考えず、僕が学生時代、花火大会に誘われなかった理由として考えられるのは、「祭りの時に私が非常につまらなそうにしているのがバレていた」というものです。

「祭りは苦手だ!」と再三に渡って公言していたような気がします。中二病であった頃は「いかに祭りというものが意味のないことか」というテーマを語ることに、命を燃やしていた時期があった気がします。「実はさ、おれ祭りはちょっと苦手なんだよね。てへぺろ」と一言言えば良い物を、ペラペラと本心:ウソ=5:5の中途半端な意見をわめき散らしていた思い出があります。

まあ、そんな奴とは花火大会行かないよな。

ところで、祭りが苦手な理由ですが、「1.まっただ中にいると休憩が出来ない」という点と、「2.人混みが嫌い」という2点が挙げられます。

矛盾するかもしれませんが、祭りの空気は好きです。屋台の密集地帯から少し離れた場所で、焼きそばやラムネ、じゃがバターなどをハフハフやるというのは、なかなかオツなものじゃないですか。それが、祭りのガヤつく場所に行った途端に地獄です。人混みは熱いし、香水や汗、食い物の混ざった臭いは長時間いると頭痛がしてきます。あと、当時は人見知りだったので、それほど仲の良くない知り合い程度の人間が、ハイテンションで絡んでくることがありますよね。

あ~~~~~~~~~~!!うるせ~~~~~~~~~!!どっかいけ~~~~~~!!とか思っていました。しかし空気の読めない人は爪弾き者にされてしまいますから、相手のテンションに合わせてみたりするのですが、なかなか苦痛でした。

祭りと花火大会というのはセットで開催されることが多いですから、「山崎は誘うのはやめておいてあげよう」という思いやりだったのかもしれません(超ポジティブ)。せっかくの夏の思い出だし、Win-Winでなくてはね。

もしも僕のように、やけに花火大会や夏のイベントに誘われないな?と思っている方がいたら、「人混みが苦手だ」と公言しているか否かということを確認してみてください。「あ、そっか~~気を使ってくれたのか~~」と思いましょう。嫌われていたかもしれないとか、非リア充という現実から逃げているだけという意見なんて、これっぽっちも参考にしては行けません。過去を悲観して、何になるというのですか。自分なりの夏の楽しみ方を満喫できたと思えばいいのです。それでも、どうしても納得いかないな!と思うのなら、来年の夏どうするかということを考えればいいじゃないですか!お祭りコンプレックス、花火大会コンプレックスなんて、持っていても無駄ですよ!

ところで、来年僕と一緒に花火大会行ってくれる人、いませんか?