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点の記録

点だけ打って線を引けない男が、点と点を結ぼうとするブログです。

方言について

最強の方言、津軽弁

今日は津軽弁の日だそうです。津軽弁というと、普段我々が使っている日本語とはかけ離れてしまっているので、聞き取れないというイメージがあります。実際どうなんだろう?と思ってYou Tubeで津軽弁の動画を観てみました。

www.youtube.com

通訳が必要であるようです。こりゃすごい……!

ここまで共通語とかけ離れていると連想されるのが琉球語です。ですが、琉球語とは異なり、標準語推進運動みたいな運動が起こったわけではないので、お年寄りしか喋ることができない、聞き取ることができないという状態にはなっていません。動画を見るとお年寄りの方から小学生まで、幅広い層で話者がいるようです。青森に観光しに行く前に勉強しないとね。

それにしても、標準語とかなりかけ離れていますが、なぜここまで聞き取るのが難しいのでしょうか?それは上に貼った動画の8:00ほどに登場する弘前学院大学の教授今村かほるさんが解説しています。

 まず、津軽弁が共通語と異なる最大の特徴として挙げられるのは、独特の発音だと思います。例えば、イカをイガハタをハダ、と言ったカ行やタ行の濁音化にみられる発音のバリエーションが、津軽弁には多数存在します。また共通語で、a,i,u,e,oの5つの母音を使って発音をするのに対し、津軽弁は、iがuに近づいたɪ̈、また、uがiに近づいたʊ̈という中舌母音、さらにeがiに近づいたと発音することから、他県民にとっては、聞き取りにくい方言であると考えられます。

津軽弁の場合、母音が普段聞いている日本語っぽくない発音がされているということがわかりました。関西弁も博多弁も、イントネーションや単語は違くても、ひらがなには頭のなかで変換できますよね。でも、津軽弁はそもそもi、u、eがそれぞれɪ̈、ʊ̈、になっているので、他県民は頭のなかではひらがなに変換するのもおぼつかないという状態になり、全く何を言っているのか分からないという事態に陥ると……。手強いですね。

ところでどうして本日が津軽弁の日なのか?ですが、Wikipediaによると

津軽弁による方言詩を確立した詩人・高木恭造の1987年の命日。「津軽弁の日やるべし会」が1988年に制定。 

参照:10月23日 - Wikipedia

なんだそうですよ。

 

うっちゃんの今すぐ話せる津軽弁

うっちゃんの今すぐ話せる津軽弁

 

 

方言いいな

生まれも育ちも東京である僕は、密かに方言に憧れております。理由は単純で、かっこいいし、かわいいなと思うからです。愛嬌があるじゃないですか。これは僕だけの特異な感覚ではないはずです。「博多弁の女の子かわいいよね」とか、そういう話題になることってあるでしょう?普段は共通語を話しているのに、感情的になったときに方言がポロッと出るときなどは、それだけで話者の魅力が2割3割増しです。また、方言は東京に来れば、一発で個性になります。覚えてもらいやすくもなるでしょう。

関西弁などを話す人と一緒に会話をしていると、知らず知らずの間に「なんでや!」とか言いたくなるじゃないですか。うつりますよね。人の心にスッと入っていくような、不思議な魅力が方言にはあるよなあと思うんです。学問で言うと、言語学とかになっていくのかな。方言一つとっても奥が深そう。

方言がいいな、と思うもう一つの理由は、例えば僕が持つ方言へのあこがれが臨界点を超えて、あらゆる方言をマスターしたとしても、偽物になってしまうということ。つまり、言語と出生地がセットになって、初めてバリューが生まれるということです。こういう考え方は差別に繋がりそうだからあまり声高に主張できないけれど、「方言に魅力を感じる」というシーンでは重要になってくると思います。関西弁で喋っているのに「生まれも育ちも東京です」なんて言ったら、「なんでこいつ関西弁なの?」となりますでしょう。慣れ親しんだ文化圏から離れて格好つけるのを、「アメリカかぶれ」のように「○○かぶれ」なんていいます。「東京モン」と言われるのも嫌ですが、「関西かぶれ」とか言われるのも、それはそれで微妙な気もします。手に入れたとしても、あまりメリットが無いのが方言。だったら江戸弁はどうか?なんて思いますが、そしたら今度は落語好きの与太郎なんて揶揄されてしまいます。

そうなると、もう僕は標準語を話すしか無いんだなぁと、つまらないところに着地しまして、方言について言いたいことは、あらかた書いてしまいましたので、ここらで筆を置きます。

津軽弁死語辞典

津軽弁死語辞典

 

 

 

achelou.hatenablog.com

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