点の記録

点と点が結ばれるのをじっと待つブログ。主に書籍について。サブで音楽やら映画やら。

二番煎じかもしれないけど「欲求の分布図」を作ってみた

自分の欲求の数々が、どの位置にあるのかを俯瞰できる図みたいなものを作った。これにより、自分が自己中心的な欲求を抱えているのか、他人の欲求についても関心があり、多くの物事に関心を持っている人なのかということを測ることができる、かもしれないということで作ってみた。

でもこれ多分よくあるやつだ。絶対同じことを考えている人がいる。自分初のアイディアではないから偉そうに言えない。くっそー。

で、こちらが欲求の分布図である。

f:id:achelou:20180122111354p:plain

縦軸を抽象的かそうではないか、横軸を自分事か他人事か、ということで分ける。

何故か。

人間の思考には、抽象度の高低がある。ぼんやりとした考えなのか、より具体的な考えなのかを知ることが、欲求を俯瞰する際には便利だ。これはそのまま、実現可能性を表す。

抽象的な欲求や目標を持ってはいけないということを言いたいのではない。むしろどんどん持つべき。出て来る欲求が具体的なものばかりであるならば、ちょっとは現実的なことから逃げてもいいんじゃないかなと思う。ここでは、解決策が分からない、あるいは何通りもあるとか、達成後の状態も思い浮かばないようなものほど抽象的であり、こうすれば達成可能であるというものを具体的というように分布してほしい。

例えば「世界平和」とか「戦争を無くす」というビッグなドリームは、抽象的である。これらの夢は達成方法が現在の視点から分からない。それに対して、「彼女から優しく、頼りがいのある男だと思われたい」とか「痩せたい」とかは、極めて具体的である。前者であれば、毅然とした態度で日々生活し、彼女以外の人間関係も豊富で、分け隔く優しさを振りまくが、彼女に一等優しくすれば達成されるだろう。後者であれば、摂取カロリーを抑え、運動をすれば達成される。

そしてもう一つの軸として、「自分事」か、「他人事」かというものを設置してみた。「その欲求が達成されたときに、嬉しいと感じる人がどの程度いるのか?」という基準で分布してみる。なので、嬉しいと感じる人がいればいるほど「他人事」だ。すると先程の「世界平和」や「戦争を無くす」というのは、自分も含まれているが、全世界の人間が嬉しいはずだ。どういう状態か分からないけれど、自分が日常で認識していない人も、争いのない世界だ。なので、こうした夢物語と揶揄されるような欲求があるなら、振り切れるようにして他人事に分布させる。

対して、「彼女から頼りがいのある男だと思われたい」とか「痩せたい」というのは、達成されることによって嬉しいのは自分だけである。その場合は容赦なく自分事に分布する。自分事の目標を持っていることが悪いことではない。それだけになっている場合、多分辛い。人間は自分だけのために動くことは、なかなかできないもんである。例えば体重が100kgの人間が恋人を人質に捉えられ、2ヶ月後までに80kgまで体重を落とせと言われたら、やる。例えが現実的でないのは申し訳ないが、自分がハッピーになるだけの欲求は、あまり達成できない傾向にある人も多かろう。

この分布図の使い方は、今自分が抱えている欲求や目標、仕事上での課題などを15分くらい使ってドバーっと書き出し、それをひとつひとつ、ここらへんかな?と分布させていく。

これが、うまい具合にバラバラになっていれば、バランスの取れた価値観を持っているということになるだろう。どこかに偏りがちになってしまった人は、どこかしら悶々としたまま日々過ごしている可能性がある。ならば、それぞれの目標を反転させることで、新しく目標を作り出すことができる。

例えば、「痩せたい」とか「モテたい」とか「ヤりたい」などは、具体的かつ自分事であるが、これを抽象的かつ他人事に反転させるのだ。「痩せたい」の場合、「世界中の肥満で困っている人をゼロにする」という具合だ。「モテたい」のであれば、「モテの技術を体系化し、恋愛という心理現象を科学的に説明する」でもいいし、「ヤりたい」ならば、「セックスで世界平和」かもしれない。

ここまで見てきてわかることだけど、「抽象的かつ他人事の欲求」というのは、他人からみると「頭がおかしい」と思われることになる可能性が高い。しかし、それに臆することなく、自分事の欲求や目標を、反転させるとどうなるか?ということをやってみると、ぶっ飛んでいて面白い。もしかしたら自分が普段抱えている浅ましい欲求をきっかけに、多くの人の役に立つような、「やりがいのあること」が見つかるかもしれないので、気の迷いで実践してくれる人がいてくれれば嬉しいっす。

ちなみに、あたしは具体的かつ自分事の欲求で溢かえっていました。ゲヘヘ。