点の記録

点と点が結ばれるのをじっと待つブログ。主に書籍について。サブで音楽やら映画やら。

スパムと承認欲求

スパムコメントが多くなったので、コメントを承認制にさせていただきました。

僕の心に深く根をはるのは、承認欲求という怪物です。これを退けることは、並大抵の努力ではかないません。人生のどこかで、主に子ども時代、認められることに飢えていた時期がある人は、大人になってもこれと完全におさらばとはならないのです。

そこで、一度巣食ったこの感情を取り除くよりも、付き合ってやるかーくらいの心意気で接してやるのが、精神衛生上よろしいのではないかと考えたのが、大学5年生の頃でした。

気がつけば、過疎ブログを運営し、赴くままに駄文を量産する黒歴史オナニーに興じておりました。なんとも業が深いことをやらかしております。コメントや星がつくたびに嬉しいと思い、大げさですが人生にハリと潤いが出てきたような、そんな気がしていたのです。

しかし、承認されることを望む人にとって、インターネットというのは地獄であります。自分のアクションによって、人の手が通った反応が、どんどん欲しくなるのです。

スパムコメントに中身はありません。アンチですらない、どうでもよろしい内容の情報を機械的にばら撒きます。その都度「コメントがあります」という通知を出されるのは、なんとも面白くありません。承認欲求と上手に付き合っていこうという山崎のプランの中に、スパムコメントの存在は、全く入っていなかったのです。

ついこのあいだまで山崎は、はてなブログアプリのアイコンに通知のマークがピョコンと着くと、

「いやったああぁーーーー!はてなスター or コメントだぁーーーー!!」

と、今年26歳になることを忘れ、無邪気にも飛びあがって泣いて喜ぶようになってしまったのです。どこで道を踏み誤ってしまったのでしょうか。タイムマシンを作るえらい科学者になるのだと豪語していた、小学2年生の山崎が見たら泣くでしょう。とにかく、そのような地獄のような状態になっていたわけです。

なぜスパムコメントに腹が立ち、なぜこんなにも腹がたつのかと冷静になったその瞬間、ふと我に返ったのです。うまく付き合うどころか、最近は承認欲求に食われているという現状にふと気がつきました。人ならざる反応が来たことによって、人による反応にどれだけ飢えていたのかを知ることができました。

ありがとうスパムコメント。山崎は無事、妖怪「承認欲求足りないマン」にならずに済みそうよ。

ただ、見栄えが悪くなるのと、本物の人からのコメントを頂いた時に、それらが埋もれてしまうこともありましょうから、コメントは承認制とさせていただきます。スパムのほとぼりが冷めたら、またコメントの承認制は取り去ります。

黒歴史を作り出すことを自制しろという声が聞こえて来そうですが、それは!それだけは!できない相談です。