点の記録

点を線で結べない男の雑記帳

真面目じゃない書評を書きたい

書評にはユーモアが必要であると考えていますが、なかなか上手くいきません。

『文庫-LOG』の第4冊目は、『ソクラテスの弁明・クリトン』を紹介しました。なんか、このままだと普通の文庫書評サイトになっていきそうで、方向転換も考えているんですけれども、どうやっていこうかなと考えています。

bunkolog.hatenablog.com

普通のというかなんかすごく説教くさい記事になりましたが、4000文字とか超えちゃってるし、消すの勿体無いと思ってそのまま公開することにしたんですよね。それがいけねえんだろうけど。

書評というのは型が決まっているわけではありません。その書を利用して、どんなことを話ても構わないものだと思いたい。僕はこの『ソクラテスの弁明・クリトン』を紹介しようとしたとき、もう全く関係ない「弁明」について話を広げようとしたり、「クリトンってクルトンに似ている」ということを真面目に議論してみたりしようと思ったんだけど、大爆死する未来が見えて、安全パイ(かどうかもわからないけれど)の「普通の書評」を採択するに至りました。今の所、この『文庫-LOG』の読者は、僕の敬愛するかたむきみちおさんのみです。本当にありがとうございます。

かたむきさん、毎回情けない姿を見せてしまって申し訳ない。『バカとは付き合うな』のラジオトーク、最高でした。私のブログ閲覧数がみるみるうちに減っていってるんで、力になれるかわからないんですけど、リンク貼らせていただきます。

後半の畳み掛けと本に対するツッコミ方は、文章による書評の参考にもなります。

propus.hatenablog.com

全然関係ない話。

知らなかったんだけど、僕にとっては毒にも薬にもならなかった『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』というミニマリストの本があったんですけど、あれ、文庫化されたんですよ。なので、『文庫-LOG』で紹介できるんですよね。ちょっと啓発よりになっちゃってて、ウッカリ真面目に書いちゃうと、そっちの道の人かもしれないとか思われて、ちょっと怖いのでどうしようかまだ迷ってるんですよ。ちなみに、手元にはあります。

ぼくたちに、もうモノは必要ない。増補版 (ちくま文庫)

ぼくたちに、もうモノは必要ない。増補版 (ちくま文庫)

 

基本的にミニマリストの本って最初に自分の部屋とか写ってて、もうそれだけで面白いし、もし茶化す方向で書きすすめるなら、「ミニマリストなんだから内容減らせ」っていう切り口で記事書こうと思います。