点の記録

点を線で結べない男の雑記帳

徹夜について

久しぶりに徹夜をしております。この徹夜の間、何をしていたかというと、映画を2本、落語を2本、Google Chromeのブックマークの整理をしてました。何も生み出さぬ不毛な夜でした。それぞれネタになるのだから、ブログでも書こうかなとも思ったのですが、徹夜でとろけた頭で書いたレビューなんて、どうせ、ろくなものではございません。

一般的に徹夜というものは、原則やらないほうが良いとされています。ライフハック系サイトや健康ニュースサイトにかぎらず、自己啓発本やビジネス本などでも、徹夜の重大なリスクや、徹夜をしてまで仕事をすることの無意味さについての様々な情報が出回っております。

 

どうしてもがんばらなくてはならない人の徹夜完全マニュアル

どうしてもがんばらなくてはならない人の徹夜完全マニュアル

 

 

徹夜、睡眠不足は悪いことがいっぱいです。ただ単に、頭がボーッとするだけではないのだ。

徹夜クラスの睡眠不足は、記憶力の低下に始まり、循環器系には負担がかかり、精神が不安定になり、ストレスに弱くなり、肌は荒れ、頭痛、幻覚・幻聴、吐き気、立ちくらみ、ムダ毛が早く伸びたり、ハゲが進行したり、太ったりします。これだけ多くのデメリットがあることを知っているにも関わらず、Achelouなどは翌日が休日であれば、「徹夜もまたオツなものだ」なんて考えて、本日のように映画を見たり、落語を聞いたりしてしまう堕落ぶりを発揮したりするのです(翌日が休日のときにする徹夜を「ソフト徹夜」と勝手に呼んでます。仕事なのに徹夜するのは「ハード徹夜」です。どうでも良かったかも)

健康と、翌日の午前中をトレードオフすることによって、静かな一人だけの時間を思う存分楽しむ。心理学的に根拠のない持論ですが、自己責任の範囲であれば、徹夜ならではの雰囲気の中、趣味を思い切り楽しむということをするのも、精神衛生上むしろ良いのではないかな。

「徹夜というものはいけないことだ」という前提があるからこそ、夜遅くまで起きていることが、少しだけ楽しくなる気がします。漠然としたルールを破るときのモヤモヤとするのだけれど、でも、どこかで気持ちがいい感じ。背徳感とは、快楽と表裏一体です。仕事で徹夜をするということを経験していない、井の中の蛙でございますから、僕にとっての徹夜とは、未だに「ちょっとだけ楽しいこと」だったりするのです。皆さんはどうですか?

だからといって、夜型生活に移行するつもりは毛頭ありません。何故かと言うと、経験上夜に何か重要な事をやろうとしても、うまくいかないことが多いです。勉強だったり、趣味の音楽制作だったり、ブログを書くのだってそうです。何かを考える作業をするときは、むしろ早朝の方がはかどります。あまり頭を使わなくて良い作業か、若しくは今回のように映画や落語など、受け身のコンテンツを楽しむことに使う方が、僕の踏ん張れない脳みそには合っているのかもしれません。

さらに言えば、徹夜をおすすめしている記事でもありません。少なくとも、「徹夜は健康に良い!」というようなことを言っている人に会ったことは無いし、だいたいの本やネットのニュースを読む限り、夜は頭が働かないから、仕事があったとしても、可能なら早めに切り上げて朝やれ!ということが言われている訳です。「短時間睡眠でも大丈夫!」という情報は、基本的にウソだという立場ですから、誤解されませんように。

徹夜をしてしまったー!と凹むよりも、徹夜の良い側面を自分で見つけて、都合の良い用に解釈するほうが、人生楽しいと思います。

以上「徹夜について」でした。

 

参考

www.waseda.jp

日本睡眠学会に聞く!睡眠に関するQ&A | 睡眠キャンペーン

 

睡眠と脳の科学(祥伝社新書)

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寝不足でも結果を出す全技法

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achelou.hatenablog.com