点の記録

点を線で結べない男の雑記帳

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

年越しそば

腹が減ってしまったので、年越しそばのつもりで買った何色かのたぬきを、21時くらいに食ってしまった。 やけに平べったいお湯で戻るそばに、科学の力がふんだんに使用されたケミカル出汁が絡まる。普通にうまい。文化祭の飾り付けのゴミみたいな見た目なのに…

衝動性と先延ばしのカンケイ──『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』(CCCメディアハウス)

ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか 作者:ピアーズ・スティール 発売日: 2016/07/08 メディア: Kindle版 この時期になると、翌年1年間どのようにしたいか?というテーマが、世間話からガチトーンな飲みの席にまで頻出する。 「来年は痩せる」「来年は仕事を…

笑いは分析可能だが、再現性は無い──『ウケる技術』(新潮文庫)

ウケる技術 (新潮文庫) 作者:水野 敬也,小林 昌平,山本 周嗣 発売日: 2007/03/28 メディア: 文庫 小学校のころ、「こないだのM1のさぁ、あのボケに対するツッコミの”○○だろー!”ってやつがさぁ、めっちゃ面白かったよな!!」という話をされると、猛烈におも…

僕は文章を書いてもいい人間だと思えるようになった

今日気がついたのだけれど、こちらの記事、著者の三宅香帆さんに読んで頂いたみたい。三宅さんのTwitterに、リンクを貼って頂いていた。 achelou.hatenablog.com 【書評書いてくださってる方が!いる!】すごーく丁寧な書評かいてくださってる方がいる…!あ…

生きていくために毒を持つ──『毒々生物の奇妙な進化』(文春文庫)

毒々生物の奇妙な進化 (文春文庫) 作者:クリスティー・ウィルコックス 発売日: 2020/03/10 メディア: Kindle版 図書館で目に入ったので読んでみたら、かなり面白かった。 この本を発見したときには、すでに他の書籍を借りるためにパラ見を何冊分もしていたの…

解釈違いを恐れずに──『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』

(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法 作者:三宅香帆 発売日: 2020/10/02 メディア: Kindle版 小説を楽しく読めるようになる本 白状する。書評を読んで、その本を「面白そう」と思うことが、あんまり無い。 大体は「こ…