点の記録

点を線で結べない男の雑記帳

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

文章術の功罪

しがないブロガーであっても、なるべく自分の文章の質を高めようと「文章術」という雛形を獲得しようとする。しかし文章術には罠が隠されている。その文章術が実践できているか判断するものが居なければ、結局「悪質な我流」の文章を生み出しかねない、とい…

『金融がやっていること』/永野良介

もう選書にこだわってたらいつまで経っても本について書けないから、この間の選書基準一旦なしにしてもいいよね。誰も読んでないし。ということでかなりライトな選書で書評を一発。 金融がやっていること (ちくまプリマー新書) 作者: 永野良佑 出版社/メーカ…

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの思い出

今週のお題「平成を振り返る」 はてなブログ今週のお題の力を借りて記事を一本。僕が個人的に平成ロックバンドNo.1だと思っているASIAN KUNG-FU GENERATIONについての思い出を。 僕が聞く音楽は、6割平沢進周辺、4割それ以外だ。この4割の中でもかなりの割合…

文庫-LOGを始めたせいで、こっちで書評する時間が無くなったし、書評って難しいねって話

どうしよう。こっちで書評する時間が無い。同じ内容をコピペしちまえ!という腐れ大学生的発想が眼の前にぶら下がっているほど、こちらで書評をする時間が無い。単なる日記というか、そういうブログに成り果てようとしている。実は書評よりも、雑記のほうが…

平成最後のEnya推し──令和でも「ああEnyaだ」という安心感を語り継ぎたい

Enyaはいい。いつ聴いても、「ああEnyaだ」となるのがいい。それが僕の、心の津波をなだめてくれる。どんなに荒れていても、とはいかないが、少し荒れている程度であれば、吹き荒れる偏西風や貿易風が止まり、さらには月が引力を失ったかのように波が止まっ…

洋服を選ぶことが苦痛だ

自分から洋服店に足を運ぶことは2年に1度ほど。主にやぶれた下着や、相方に先ただれた靴下の代わりを探すための買い物であって、自分の好みの洋服を探しに行き、それを喜々として買い求めるためのものではない。 あらゆるものに自信を無くしてきた僕だが、「…

昨日の記事に対する弁明と謝罪

Facebookに本ブログを共有をしはじめたところ、母に対して「お前のところの息子は大丈夫か?」という心配の声が届いてしまったらしい。うつ病であるということをブログで告白し、その僕から見える世界を記述しているのが原因であった。周囲の人間から心配さ…

2019-04-17

『うつ病は下痢に似ている』という文章を書いた。家族にもそのように伝えた所、納得のいくようだった。精神の調節ができないのは、ちょうど腹を下した時に、どう頑張っても漏れるときは漏れるという、あの感覚に近い。考え方を変えても、下った腹は便を出し…

欲しいけど、よく考えたらいらないもの、それは『iPad』だ

ああ、iPad。欲しいなぁ。 電子書籍を大きな画面で読める。スマホに比べて画面が大きいから、ネット検索するときも、ちっこい文字に目を凝らして読む必要がない。スマホでゲームすると充電がすぐになくなるけど、iPadなら携帯の電池を気にせずに使える。ノー…

睡眠障害者による朝の禊

おはよう。 一口ゲロってあるじゃん。たった今あれで喉を焼かれた。 食道も焼けるように熱い。しかし窓の隙間を通ってくる外気は冷たい。北関東では雪が観測されるほどの冷え込み具合だ。寒の戻りというやつなんだろうけど、いくらなんでも戻りすぎ。 世の中…

うつ病は下痢に似ている

気分の落ち込み方はそれぞれだろうが、僕の場合はこんな感じだ。 何もきっかけが無いようなところから(もしかしたら無意識に何かトラウマを思い出しているかもしれないけれど)、そわそわしたり、不安感に苛まれたりする。だんだんと過去の選択を悔いたりする…

「教養」死すべし

『「教養」死すべし』なあんてことを言っちゃってるのは、「教養ブーム」は教養を作らないという、そういうことを言いたいために大げさにタイトルを付けた。教養ブームの被害者だからである。

ブロガーの弱点

それは校正がいないことである。 いや、だからこそ、個人の特色が出るので、良い。という人もいるだろうけれど。 やっぱり、お前の文章はここがダメであるということを言ってくれる人がいないと、どんどん腐って言ってしまいそうで不安である。 ブログという…

「読書会」に参加することになった

『文庫-LOG』経由で読書会に参加することになった。が、現在は精神状態のバグにより、電車やバスに乗れない問題を抱えていることを忘れていた。今度、西国分寺まで乗れる練習をしよう。案外大丈夫かもしれない。なお、読書会が行われる場所は「下北沢」であ…

始めて本をブックオフで60冊売ったら725円だった。

本はとにかく買え!と知の巨人達は仰っている。それを真に受けて、バンバン本を買っていた時期がある。 どんな悪書でも、悪書なりに役に立つ時が来るだろう!という幻想を勝手に作り、クソ自己啓発本だろうがなんだろうが、手当たり次第に買っていった。それ…

文章的ミニマリズムとは何か

書いた。 bunkolog.hatenablog.com 読んでほしい。 おわり。

日記-20190408 4:59

左側には文庫がつまれ、中央には白紙のはてなブログ編集画面、その前には「なんでもノート」と何かと知をゴリ押しする佐藤優の本がある。 薄暗い空間で作業をするのが好きになってしまった。昔は漫画喫茶の薄暗さが苦手で、殆ど利用していなかったのだけど、…

真面目じゃない書評を書きたい

書評にはユーモアが必要であると考えていますが、なかなか上手くいきません。 『文庫-LOG』の第4冊目は、『ソクラテスの弁明・クリトン』を紹介しました。なんか、このままだと普通の文庫書評サイトになっていきそうで、方向転換も考えているんですけれども…

まだ文体について悩んでいるんですよ

ブログの文章を書く度に、文体について悩んじゃうんですよ。「ですます調」が良いのか、「である調」が良いのか。仕事の文章でもないので、「ええい!ごちゃまぜにしてしまえ!」なのか。非常に悩むんですよ。 記事の内容しっかりしろ?そんなのどうだって良いんで…

日記-20190406

何かの本で読んだ気がするんだけど、「朝の4:00~7:00は、人間の知的生産の能率が落ちる。なぜかと言えば、睡眠のタイプは遺伝子によって決定されており、この時間帯における知的生産に適した遺伝子を持つ人間は殆どいないから、極度の早起きはあまり本読みに…

文庫-LOG編集後記──「読書術本」って胡散臭いかもしれないけど優しい存在だよね

新しく初めた文庫専門のブックレビューサイト『文庫-LOG』がぬっぽりスタートしており、3つの記事を書いた。 所謂「読書術」に関連する本達で固めてみたのは、新年度だし、ちょっとでも自己啓発的な内容に興味を持った人が釣られないかなという黒い期待から…

文庫-LOGをはじめました。

bunkolog.hatenablog.com 文庫専門でブックレビューするブログを作った。別に分ける必要あったのか、無かったのか。一人ディベートの結果、どちらでも良いということになったが、新年度だし、ちょっとした差別化というか、そういうのもいいかなと思って、始…

『宗教学入門』──一歩引いた立場から宗教を観察したい人へ

宗教学入門 (講談社学術文庫) 作者: 脇本平也 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1997/08/08 メディア: 文庫 購入: 12人 クリック: 167回 この商品を含むブログ (24件) を見る 入門書というのは、時として初学者に牙をむく。門前払いを食らうことがある。 『…