点の記録

点を線で結べない男の雑記帳

2016-01-01から1年間の記事一覧

記事タイトルで質を騙さないとブログなんて読んでくれない

タイトルの付け方を変えようと思っている。 「〇〇について」というタイトルの付け方をここ数カ月にわたってしている。それまでは何かとタイトルを考えるのに時間を掛けていた。どれだけ時間を割いても、これいいじゃんと思えるような、魅力的なタイトルを付…

『僕らが毎日やっている最強の読み方』について

『僕らが毎日やっている最強の読み方』 僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意 作者: 池上彰,佐藤優 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2016/12/16 メディア: 単行本 この商品を含むブ…

「積読」について

「積読」とは何か 買ってきた本を放置してしまう。読書が好きだという人だろうが、そんなに本を読まない人だろうが、誰でも一度は経験があるんじゃなかろうか。本を全く買ったことがないという人は別だろうけれど。 買ってきたものの、机の上に置かれたまま…

『鑑定士と顔のない依頼人』について

『鑑定士と顔の無い依頼人』 鑑定士と顔のない依頼人 スペシャル・プライス [Blu-ray] 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D) 発売日: 2016/03/02 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (1件) を見る 人に薦めたくなる作品ではありません。でも、一度はこうい…

洋服について

洋服との格闘 つい最近まで洋服屋に入れない小心者でありました。何故かと言うと自意識過剰と被害妄想の塊のような人間だったからです。自分はファッションセンスのかけらもなく、そんな人間が服屋なんぞに来て申し訳ない、という謎の罪悪感を感じていました…

ゲームキューブについて

PS2の影に隠れた名ハード 2001年11月18日、15年前の今日。日本に先駆けて北米で発売されたゲームキューブは、PS2の猛威を払拭することができず、Nintendo 64から続く任天堂の不調を継承するように、売上的にはうまく行かなかったゲーム機として記録に残って…

豆乳について

Wikipediaによると、本日10月12日は豆乳の日。日本豆乳協会が制定したそうです。それにちなんで、豆乳の思い出について書きたいと思います。 キッコーマン飲料 調製豆乳 200ml×18本 出版社/メーカー: キッコーマン メディア: 食品&飲料 この商品を含むブログ…

『新釈 走れメロス 他四篇』──プレゼントしたい森見登美彦

今週のお題「プレゼントしたい本」 新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1) 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2009/10/15 メディア: 文庫 購入: 54人 クリック: 366回 この商品を含むブログ (162件) を見る 大学1年生の頃、社会学部…

銭湯について

湯船の必要性 男が一人暮らしを長く続けていると、湯船に湯をはるなんてことは、面倒くさくってやらなくなることが多いと思います。少なくとも、僕の周りの一人暮らし男子は、湯船に湯をはるなんてことをやっている一人暮らし男性は希少です。と言いますのは…

図書館に行けば行くほど、本を買いたくなる

図書館は経済的? 本を購入するときって、ものすごくワクワクすると思います。どんなことが書いてあるだろうという気持ちで家に帰る、はたまた、待ちきれなくって近くの喫茶店に入って安いアイスティーを頼み、喫茶店の人には悪いけれど、何冊かの本を何時間…

映画『犬神家の一族(1976年)』──何も知らない状態で、もう一度観たい映画

まだ『君の名は』観てません 『君の名は。』で賑わっている邦画界隈です。「日本の映画、やっぱすげぇな!」という雰囲気が出てきた『シン・ゴジラ』から引き続き、こちらも盛況のようですね。この夏、映画館で映画を観るという体験を久々に味わい、「やっぱ…

ライト書評20160914『トラウマ映画館』『学問のしくみ辞典』『いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか』

町山智浩『トラウマ映画館』──映画レビューのお手本 トラウマ映画館 (集英社文庫) 作者: 町山智浩 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2013/09/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (16件) を見る 売れっ子映画評論家である町山智浩氏による映画レビュー本…

マンガは読書に入るか?について

マンガは読書なのか? Googleニュースをふらりと眺めていると、YOMIURI ONLINEの記事にこのようなものがございました。 www.yomiuri.co.jp 要約すると、「"マンガは読書に入るか?"というアンケートを実施してみたら、半数以上(66%)は"読書には入らない"…

ライト書評20160905──『日本人のための宗教言論』『世界5大宗教全史』『手にとるように宗教がわかる本』

※Achelouは宗教知識ビギナーなので、間違えているところなどがあれば教えて頂きたいです。 宗教フェア 最近は宗教の流れを手っ取り早く理解しようと思いまして、図書館でドバーっと10冊ほど借りてきました。それぞれどんな本であったかをざっくりと纏めてお…

面白い文章が書ける方法と、ブログついて

この記事はハウツー記事ではありません。この記事を読んだからといって、面白い文章を書けるようになる保証はできません。なぜなら、これはAchelouの妄想です。こうすれば、いい文章かけるかもしんない!という希望的観測に基づいたものです。冗談半分で読ん…

ライト書評―『社会科学入門』『密教』『伝える力』について

こんばんは。Achelouです。 昨日、こんな記事を書きました。 achelou.hatenablog.com 読書ハウツー本の中には「アウトプットが必要だ!」と書いているものもあれば、「本の内容を吟味しないうちは、批判や書評などしないほうが良い!」と書いてあるものなど…

「ライト書評」始めます

「ライト書評」について こんにちは。Achelouです。台風上陸の季節でございますな。じめじめした気候の季節は、冷房の効いた部屋でゆっくり読書なんてどうでしょうか。読書の秋なんていいましても、最近は秋という季節の存在を、お天道さまもなかなか感じさ…

徹夜について

久しぶりに徹夜をしております。この徹夜の間、何をしていたかというと、映画を2本、落語を2本、Google Chromeのブックマークの整理をしてました。何も生み出さぬ不毛な夜でした。それぞれネタになるのだから、ブログでも書こうかなとも思ったのですが、徹夜…

ハエ取りとハッカ油について

害虫に関する記事です。苦手な人は自己責任で読んでください。えぐい話はするつもり無いので、名前を見るだけで震え上がるという人以外は、大丈夫だとは思います。 シェアハウスはコバエがいっぱい! ショウジョウバエの再発見―基礎遺伝学への誘い (新・生命…

ことわざの一部を犬にすると世界はこんなにも可愛い──『犬声人語』について

朝日新聞のコラムに『天声人語』がある。 この天声人語を可愛らしくもじった『犬声人語(けんせいじんご)』という本を購入した。今回はこの本のレビューです。天声人語について語る記事ではございません。 犬声人語 作者: 石黒謙吾,雲がうまれる 出版社/メ…

チンチン電車について

チンチンでんしゃのはしるまち (かがくのとも傑作集 わくわく・にんげん) 作者: 横溝英一 出版社/メーカー: 福音館書店 発売日: 2002/03/15 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 8回 この商品を含むブログ (8件) を見る Wikipediaによると今日はチンチン電…

全ての「レビュアー」に読んでもらいたい──『音楽の聞き方 聴く型と趣味を語る言葉』について

音楽を語ること 音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書) 作者: 岡田暁生 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2009/06 メディア: 新書 購入: 22人 クリック: 513回 この商品を含むブログ (89件) を見る 皆さんにとって「音楽を語る」とは何であ…

Kindle Unlimitedで読める私的おすすめ実用書5冊

月額制電子書籍サービス いままで全然気が付かなかったのですが、Kindle Unlimitedなるサービスが開始されたそうで。8月3日よりスタートしていて月額980円で対象書籍が読み放題というもの。実際に使ってみたらストックが10冊までだったりと期待と違うことも…

ノート術について

文房具好きとノート術 ドン・キホーテやロフトの文房具コーナーや、目的地までの道すがらに世界堂などの文房具店があると、ふらっと立ち寄ってしまうことがある。特に用事無いのに。皆さんはどうですか?文房具店、文房具コーナーには不思議な魔力があるとし…

記事に対する反省と目指すべき良い文章について

「反省記事でありつつ、ブログあるあるを解決するためのエッセンスを散りばめる」というテーマで書きました。一言で言うならば「自己申告制反面教師型エントリー」であります。興味があればどうぞ読んでやってください。 「ですます調」と「である調」 であ…

ビギナーによるゴジラ、シン・ゴジラの感想

※当記事ではシン・ゴジラについて多分なネタバレを含んでおります※ (画像は公式サイトより) シン・ゴジラ→ゴジラの順番に鑑賞 Twitterを連日賑わせていたシン・ゴジラですが、私もその熱気にあてられて鑑賞してしまいました。評論家の岡田斗司夫さんによる…

『ザ・レイド』―格好良すぎ。見たら忘れられない名作アクション。

君は音が遅れて聞こえるパンチを見たか 映画好きの友人アリクイ君から教えてもらった、インドネシア産の王道本格アクション映画、それが『ザ・レイド』です。 彼からわざわざBlu-rayを借りたのにもかかわらず、先月まで観ておりませんでした。見なかったこと…

コヤマナオコ他『100万トンのバラバラ オリジナル・サウンドトラック』―ポンコツほっこり

100万トンのバラバラ―面白いタイトルですよね。 2010年にアクワイア開発、ソニー・コンピュータエンターテイメントから発売された” 解体切断アクション”ゲームです。所謂、パズルアクションゲームと言ったほうがしっくりくるのではないでしょうか。 僕はこの…

小室直樹『小室直樹の資本主義原論』―マックス・ヴェーバーを読むのにも使える

小室直樹の資本主義原論 作者: 小室直樹 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 1997/02 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 13回 この商品を含むブログ (8件) を見る この本の目的は、あなた自身を経済学者にするにある。エコノミストにするにある。 …

平沢進『SIREN』―優しいサイレン

SIREN 平沢進 リリース:1996年8月1日 電光浴-1 サイレン*siren* On Line Malaysia Siren*セイレーン* Nurse Cafe Holy Delay Gemini Day Scanner Siam Lights 電光浴-2 Mermaid Song 夕暮れ時に聞きたくなるアルバムは何ですか、という日常ではまず聞かれな…