点の記録

点を線で結べない男の雑記帳

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『針路i』をようやく投稿できた

惑星鬼天竺という音楽ユニットをやっている。 平沢進・P-MODELの楽曲を主にカバーしているユニットであったが、今年はじめにオリジナルを投稿してから、なるべくオリジナルを投稿しようという方針に変えた。そこから6ヶ月がたち、ようやく2つめのオリジナル…

眠れぬ朝にmacaroomと知久寿焼

午後の紅茶のカフェインが脳にこびりついたせいか、眠れずに今このエントリーを書いている。眠ろうとする時、人は暇である。暇であると、思考は回遊し、考えても仕方のないことが頭の中をぐるぐるめぐる。うっかり底に落ちる寸前で、音楽を聴こうと立ち止ま…

読書と不安

ちくま新書の『世界哲学史』シリーズを読んでいて、少し困ったことが起きている。このシリーズだけではなく、読書全般に言えることではあるのだけれど、読み勧めていくと興味のあることやより深く理解したい事が爆発的に増えてしまい、ちょっとしたパニック…

情報摂取のバランス

「現在進行形の情報」と「ある程度過去形の情報」のバランスを取りながら情報を摂取しなければならないと個人的に反省する。センセーショナルな情報を入手したのち、感情的または直感的な反応を示すことは、極力避けるべきだぞ、自分。 Twitterで流れてくる…

ニーチェの永劫回帰

世界哲学史7 ――近代II 自由と歴史的発展 (ちくま新書) 筑摩書房 Amazon 『世界哲学史』を読み進めていくうちにニーチェを扱う部分に出くわしたとき、永劫回帰の解説があった。これが分かりやすいと言うか、僕のような凡人にも、その理屈について初めて腑に落…

大麻博物館『日本人のための大麻の教科書』──大麻への誤解を文化から解きほぐす

日本人のための大麻の教科書 「古くて新しい農作物」の再発見 作者:大麻博物館 イースト・プレス Amazon 「ダメ。ゼッタイ。」の教育の賜物か、僕の大麻への認識は、本書を読むまでは「違法薬物」であった。ラッパーやアウトローなミュージシャンが嗜好品と…

哲学読み直し

「落ち込んでも本だけは読める」というフェーズに到達した。もちろん理解度や進行度は、通常時よりも劣るが、しかし本が構築する世界に気をそらすことができるので、安易な落ち込みや希死念慮に陥ることを防ぐことができるフェーズだ。 現在、図書館で気にな…

音楽の中の思想まで愛する必要はない

最近、僕の敬愛するアーティストたちが、ラディカルな思想の持ち主であることをあからさまに主張するようになり、ファン層がそれに振り回されるという事象が観測され始めている。 この問題はネットが生まれるよりも前から存在しているが、ネット、特にSNSが…