点の記録

点を線で結べない男の雑記帳

睡眠障害者による朝の禊

おはよう。

一口ゲロってあるじゃん。たった今あれで喉を焼かれた。

食道も焼けるように熱い。しかし窓の隙間を通ってくる外気は冷たい。北関東では雪が観測されるほどの冷え込み具合だ。寒の戻りというやつなんだろうけど、いくらなんでも戻りすぎ。

世の中には思い込みでどうにかなる問題と、ならない問題がある。この寒の戻りは、どうにもならない問題である。自然というカオスをコントロールする術を、人間は会得していない。思い込みでどうにかなるのが、睡眠障害であるらしい。

これは睡眠障害である僕にとっての僥倖である。

と思いきや、睡眠障害であるという自覚が睡眠障害を誘発するということで、本末転倒ここに極まれりという具合だ。

非常に落胆している。しかも、睡眠の質に問題が生じるらしく、入眠時に寝付くことができず、2徹目あたりで気を失うように眠るというのがサイクルになってしまってきている僕が求めている情報ではなかった。

改善の技法を求めてたどり着いたのはこの「パレオな男」というサイトだ。アラフォーアンチエイジング研究科によるブログで、あのメンタリストDaiGoの有料チャンネルで語られている内容が、ほとんどこのブログによるものであるという噂まで存在する。

yuchrszk.blogspot.com

このブログの主張の根拠は、主に海外の大学で発表された論文を元に作成されているらしい。変に、「黙って寝ろ!」と言われるよりも権威性がプラス。プラセボ的効果も期待できそうなサイトだ。今後とも読んでいこうかな、と思ったのだが、意識高い系の香りがプンプンしておる。精神を病んでいる状態で、自己啓発にぶち当たるのはよろしくない。情報の取捨選択が求められる。

と思ったら、こんな記事を見つけてしまった。

yuchrszk.blogspot.com

 この中に急性不眠と慢性不眠の違いが説明されている。週に3日以上、寝付けない眠れない状態が2週間続けば急性不眠、3ヶ月続くと慢性不眠である。僕は残念ながら慢性不眠である。この3ヶ月、継続して夜に眠れたことは少ない。睡眠障害アイデンティティ睡眠障害を誘発するように、入眠障害なども誘発する可能性ってあるのかな……。おっと。睡眠障害は思い込みでどうにかなるのであった。そんなことは考えてはいけない。このブログでは「認知行動療法」によって不眠の改善が可能であると説く。

してその認知行動療法とは「刺激制限療法」というものだ。

yuchrszk.blogspot.com

5ステップとか多すぎないか?という愚痴を言っているようじゃあ、入眠マスターにはなれない。この刺激制限療法の5ステップは次の通りだ。

1.本当に眠くなったときだけベッドに横になる。

2.ベッドは睡眠以外の目的で使わない。ベッドでスマホを使っちゃいけないのはもちろん、本を読むのも、食事をするのもNG。

3.ベッドに入ってもどうしても眠れないときは、布団から出て別の部屋へ(別室がない場合はベッドから出るだけでOK)。再び眠気が襲ってくるまで待機し、眠くなったら寝室へもどる。このとき、時計などは見ないで、「眠れない」と思ったらすぐに部屋を出るのがコツ。とくに、眠りにつけないまま10分以上ベッドにいるのは絶対にNG。

4.それでも眠れない場合は、寝られるまでステップ3をくり返す(つまり何度でも寝室を出る)。

5.どれだけ睡眠時間が短かったとしても、朝は必ず同じ時間に起きる。8時間しっかり眠れたときも、3時間しか寝られなかったときでも、起床時間はつねに一定に保つ。

(同上ブログより引用 2019年4月11日)

というものであるらしい。なるほど、確かに僕はベッドとなるところで本を読んだりブログを書いたりしている。ベッドをベッドという用途以外で、猛烈に使っている。さらに、寝付けないときはそのままベッドの中にいる。というか泣きじゃくったり、うめいたりしているので、起き上がろうにも難しいことがほとんどだが、これも改善しなければならない点に入る。

眠れない場合は何度も寝床を出ると書いてあるな。いい運動になるくらい往復することになるだろう。朝必ず同じ時間に起きるというのは厳しい。これが一番むずかしい。他は改善できても、睡眠薬を飲んだ後にねると、昼ごろまで寝てしまうことがある。今日は効かない日みたいなので、全く眠れていない。

朝6時に起きれるようにしたいなーとか思っていたので、もう起きている時間だ。もう眠れないではないか。どうしてくれる。ココらへんはいくら悔いても時間は戻らないので、今後の参考にしてみる。

今日からこのPCは殆ど使えないことになるが、健康のためだ。背に腹は変えられん。しかもノートPCだから、使う場所は変えられる。

改善の兆しが見えたら、このブログでも報告しようと思う。睡眠薬の持ち越し効果で、日中もぼーっとすることが多い。ゆくゆくは睡眠薬いらずの人間になるために、頑張るぞ。

ん?頑張っちゃいけないのか。眠れないを改善するコツは眠るぞと思わないことであると、2番めの記事にちゃあんとそう書いてある。うつもそうだけど、不眠症はつらい。長生きしたい。永遠に眠るぞ!とはまだ思えないくらいには、まだまだ人生でやりたいことがあるのだ。