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点の記録

点だけ打って線を引けない男が、点と点を結ぼうとするブログです。

『ザ・レイド』―格好良すぎ。見たら忘れられない名作アクション。

映画

ザ・レイド Blu-ray君は音が遅れて聞こえるパンチを見たか

映画好きの友人アリクイ君から教えてもらった、インドネシア産の王道本格アクション映画、それが『ザ・レイド』です。

彼からわざわざBlu-rayを借りたのにもかかわらず、先月まで観ておりませんでした。見なかったことを後悔しています。この記事を書くにあたって3回くらい観ました。格闘アクション好きなら見ておいて損はない映画です。売りはなんといっても、インドネシアの伝統的な武術である「シラット」を使った激しい格闘シーン。冒頭、主人公がサンドバックを相手にウォーミングアップをしておりますが、動きが早すぎてパンチの効果音が追いついていません。この冒頭シーンだけでこれから展開するであろうハイスピードな格闘シーンを十二分に期待させます。アドレナリンはドバドバです。

シンプルなストーリー構造で何も考えなくても楽しめる

近年ストーリーに力を入れすぎて失敗しているアクション映画作品を見かけることがありますが、マッドマックスが示してくれたとおりアクション映画にはストーリーなんて無くても良いのです。完全に無しというのも問題ありますが、要は世界観作りと主人公がなぜ敵と戦う事になったのかということが分かればそれ以上は要らないでしょう。本作も必要最低限のストーリー構造です。偉い人が分かっていると映画も違いますね!

ざっと本作のストーリーを説明しちゃいましょう。

「警察も手出しが出来なかった麻薬王のアジトである高層ビルに、主人公が所属するSWATチームが突入し、迎え撃つギャングたちと戦う」というもの。最低限も最低限。マジで、本当にこれだけ。敵側に主人公の馴染みがいるとか、主人公がもうすぐパパになるとか、SWAT突入任務と汚職警官、そして麻薬王が何らかの関係があったりとかを匂わすシーンなどもありますが、ハッキリ言って全然重要じゃない。汚職警官とのカラクリは最後一気に喋ってくれる人がいるし、至ってシンプルなので安心です。とにかく我々は、アクションシーンが映しだされたら、一時もスクリーンから目を離さずにしかと見届けなくてはなりません。

とにかく早い!

「開始5分でクライマックス!」と宣伝されるほど、ありとあらゆるものが早い!速い!敵のギャングも見方のSWATも次々と死んでいきます。ちょっと目を話しただけで10人くらい死んでます。まるで戦国無双、もしくはバイオハザードのようです。本編の殆どが格闘シーン、アクションシーンの映画なので、息をつく暇もなくアクション、アクション、アクションです。アクションがゲシュタルト崩壊して、アクションシーンが無いと落ち着かなくなってきます。頭がおかしくなってきます。ワラワラと出てくる敵を、己の拳とナイフ、素早い動きをしながらの拳銃捌きでバッタバッタと倒していきます。素晴らしい。

手数の多さもそうですが、シラットの動きを見るとかなり関節だったり体の硬い部分を使って戦っているんですよね。ナイフも使うし、やられている奴らは基本的にメッッチャ痛そう。グロいのが苦手な僕でも観れる程度のものですが、初見の時は「あら~~~あららら~~~痛い~~~それ痛そ~~~!!とか声に出してました。本当にグロいのが一切ダメ。血が出てきたり、刃物で攻撃されて苦しんでいる描写とかだけでグロッキー状態になっちゃうという人は、やめといたほうがいいかな?というくらい痛そう。でもかっこいいからダメな人にも観てほしい。本当に。

f:id:achelou:20160331105016j:plain途中に出てくるボスの側近にマッドドッグという長髪のキャラクターが出てくるのですが、こいつがすげえ強い。SWATの巡査部長を銃で追い詰めるのに、「これじゃあ面白く無い。まるでファストフードだ」といって、肉弾戦に持ち込むような格闘狂いっぷりに敵ながら天晴です。抱いて!!(画像左)

 

エンターテイメントってこういうこと

映画は娯楽です。「いや、娯楽ではない!映画はすでに娯楽の域を超えている!」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。いろんな映画がありますからね。胸が熱くなるヒューマンドラマだったり、社会の悲惨な現状や問題を伝えるためのドキュメンタリーだったり、意味深な演出や構成で見る人の解釈に訴えかけるような、よく言えば芸術的、一歩間違えれば意味不明なカルト映画だったりと、本当に様々。でも、どれも映画以外でも出来てしまいます。映画はエンターテイメントの領域を超えると、映画にする意味が無くなってしまうと思うのです。

「映画にしか出来ないこと」ってなんだと考えると、「アクション」って映画、映像という手法が最も合っているジャンルだと思うんですよね。舞台でもできるじゃん!という人もいるかもしれないけれど、銃を使ったりナイフを刺したり、殺陣だったり、色んな物を爆発させたりするという派手なことを臨場感たっぷりに表現するには、やはり映像に勝るものはないでしょう。そのことを、『ザ・レイド』から再認識させてもらいました。なんか上の映像ではハリウッド・リメイクが決定してるらしいけど、コンセプトはブレないようにしてもらいたいですね!

続編もあるってよ!!

ザ・レイド GOKUDO アンレイテッド [Blu-ray]

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