点の記録

点だけ打って線を引けない男が、点と点を結ぼうとするブログです。

「ライト書評」始めます

「ライト書評」について

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こんにちは。山崎です。台風上陸の季節でございますな。じめじめした気候の季節は、冷房の効いた部屋でゆっくり読書なんてどうでしょうか。読書の秋なんていいましても、最近は秋という季節の存在を、お天道さまもなかなか感じさせてくれません。来るか来ないか分からない秋を待っていては、読書集中期間に秋という季節を設定している人は、機を逃してしまいます。ちょうど、外に出るのが億劫な状況でございますから、今から本読みの季節としてもよろしいのではないでしょうか?

ところで、「ライト書評」というものを始めようと思います。

ライト書評とは、山崎がその日に読んだ本を、その日のうちに1冊あたり300~500文字程度で記録するというものです。目的は、「書評訓練」「読書ログ」そして「読書仲間を増やすための情報発信」です。また、「1回しか読んでいない本」や、「ななめ読み」で読んだ本などについても、無責任にコメントしていきます。

読んだ本をどんどん情報発信して、いつか読書に関するイベントを開けたら……いいよね!

「ライト書評」があれば、「ヘビー書評」があるのか?とこのブログに興味を持ってくださっている方なら思うと思います。もちろんやりたいですが、気が向いたらやります。ライト書評は「読書ログ」という役目を負ってもらうことになるので、面白かろうがつまらなかろうが、読んだ本ならば短いレビューを書いて掲載します。「ヘビー書評」に該当するのは、今までどおりの普通の書評です。こちらは1冊1500~2000文字の範囲内でやろうと思っています。どんなときにやるかと言うと、「この本はめちゃんこ面白いから読んでくれよな!」という時にしかやらないことにします。

読書は娯楽です

山崎は最近、目的意識を持って読書をしておりました。しかし、ハウツー難民脱却を心がけはじめた頃から、学生時代の価値観に戻しております。それは何かというと、「読みたいから」「面白いから」「知りたいから」という素朴な感情によって読む本を選び、ただ読んでいくというものです。読書=娯楽です。自分であんなに偉そうに書いていた、「クソ読書」という本の読み方すら、最近は忘れていたのです。

achelou.hatenablog.com

「ライト書評」では「クソ読書」的なスタンスで読んだ本を含みます。本のジャンルも、なるべくバラけるようにします。選ぶ本は完全に山崎の好みになりますので、紹介された本を読めば、あなたにはこんな得がある!というような情報ではありません。ライト書評とは、山崎個人の文章鍛錬、読書の記録、読書仲間探しのためにやるという、非常に自分勝手な企画です。スタートしていない時から、「読者の方々にはこんなに得があります!!」なんて言えるわけありません。

面白いなと感じてくれたら、このブログ共々よろしくお願いいたします。

最後に、ライト書評の例を書いて終わります。

『教養としての宗教入門』―基礎知識を知れば宗教は楽しい

教養としての宗教入門 - 基礎から学べる信仰と文化 (中公新書)

教養としての宗教入門 - 基礎から学べる信仰と文化 (中公新書)

 

本書は「はじめに」でも書かれている通り、宗教に興味はあるけど、信じたいワケじゃない人に向けて書かれた、宗教の基礎を教えてくれる本です。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、儒教、道教、神道の8つの宗教を、「濃い」宗教と「薄い」宗教という尺度で解説してくれます。

宗教を「濃い宗教」と「薄い宗教」に分ける分類方法が面白いと感じました。普通、宗教の分類というのは、例えば一神教と多神教、民族宗教と世界宗教、伝統宗教と新宗教などが思い浮かばれますが、本書では「信仰のレベル」を基準とした「濃い」「薄い」という尺度で宗教を分類するという視点を我々に教えてくれます。

大まかな本の流れとしては、なぜ「神」と「仏」が区別されるのか?に始まり、文化や共通語彙としての宗教、つまり「薄い」宗教、個人が深く思い入れる「濃い」宗教それぞれの特性、宗教の骨組みとカラクリを作る「戒律」「儀礼」を解説し、宗教の多様性と現代社会について論じています。

資料編として、取り上げられている8つの宗教の概略が付いているのも宗教ビギナーには嬉しいところ。山崎個人としては、宗教学系の本を読んでいこうと決意させた本でした。だって、宗教」というものは一般的に言われている「怖い存在」ではなくて、すごく興味深く、面白い世界なんだな、ということに気がついてしまったから。安易に変な宗教の話に乗らないような価値観を形成するためにも、分かりやすい言葉で書かれた、こういう本がもっと読まれるべきだと思います。

以上、『「ライト書評」始めます』でした。

 

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