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点の記録

点だけ打って線を引けない男が、点と点を結ぼうとするブログです。

図書館に行けば行くほど、本を買いたくなる

図書館は経済的?

本を購入するときって、ものすごくワクワクすると思います。どんなことが書いてあるだろうという気持ちで家に帰る、はたまた、待ちきれなくって近くの喫茶店に入って安いアイスティーを頼み、喫茶店の人には悪いけれど、何冊かの本を何時間もかけて読みふけってしまうなんてことは、頻繁にあるわけです。しかし、そんなことは、ひと月やふた月に1、2度できれば良い方で、新しい本をどっさり買い込んで読みふけるという贅沢なことは、なかなか出来ることではありません。

そこで思いつく方法というのが、図書館なわけです。自治体が管理する図書館の多くは、貸出ができ、本を持ち帰ることができます。僕が住んでいる地域の図書館は、1度に10冊まで借りることができます。10冊の中でローテーションをしていくのですが、何十冊に1~2冊の割合で、「これは当分返したくない」とか、「是非自分のものにしたい!」というような本に出くわすことがあるのです。

最近では、小室直樹の書籍なんかで絶版になっている『論理の方法―社会科学のためのモデル』や、こちらは絶版になってはおりませんが、『日本人のためのイスラム原論』『日本人のための宗教原論―あなたを宗教はどう助けてくれるのか』、リチャード・ドーキンスの『神は妄想である―宗教との決別』などは、分かりやすく刺激的で、読んでいて面白い上にためになるな、と個人的には思うわけです。そういう本は、本棚に是非とも飾っておきたいという心が生まれてしまいます。

それから、『世界の名著シリーズ』などの古い本は、中古市場でも出回っていることが、ものによっては少ないため、実際に手にとって読んでしまうと、「これは……オークションを活用して、是非全巻揃えてみようか」という具合に、節約のために図書館を利用しているつもりが、かえって、財布を傷めつける決心が固まってしまう事態につながることがあるのです。

日本の最も美しい図書館

日本の最も美しい図書館

 

図書館にある本が欲しくなる

読書という趣味は、金をかけようと思えばいくらでもかけられ、逆に、節約しようと思えばいくらでも節約することができるものです。僕は、読書は娯楽であり、楽しければ何でも良い、とは思っておりますが、自分が「ここが凄い!面白い!」といったページには印をつけたり、端を折ったりしたくなるたちなのです。

印をつけたり、ページの端を折ったりすると、読み返したときの体験が薄くなる、というように思う人がいるのは知っていますが、僕の場合は「そうそう、ここここ。いいよね。」という具合で、たとえ印やページの端が折られていたとしても、それなりに楽しむことができる、都合の良い脳みそを持っているらしいのです。ですから、図書館で本を借りたとき、うっかりページの端を折ってしまいそうになったり、どうしても覚えておきたい知識などをノートにメモをした時に、ペンを持ったまま本を読んでいると、危うく本に印をつけてしまいそうになったりもします。「うわっ!危ない!」と思ったことはかなりあります。

運良く、そうした癖で本を傷つけたことは、今のところ無いのですが、その時に思うのが「やっぱ本は購入したいよなー」という欲求なのです。または、自分以外の誰かが、既に間違えて蛍光ペンなどで、図書館の本に印をつけてしまったりすることがあって、それを見つけてしまったりすると、ここでもやはり、自分の持ち物として、この本を自分の好き勝手に読みたい!という欲求が、ふつふつと湧き上がってくるのです。

世界の夢の図書館

世界の夢の図書館

 

図書館の活用法とは

以上のような心理が働くものですから、僕は読書にお金をかけない、という方針は、とっくのとうに諦めてしまいました。しかし、だからといって、やたらめったら書店に赴いて、自分のレーダーに引っかかる本を片っ端から購入することは、現段階では敵いません。そういうことができる大人になってみたいものですが、どうあがいたって現在の経済状況ではムリです。

わびしい話ですが、どうせ購入するのであれば、本は選んでおきたい、というのが正直なところです。ですから、図書館で本を借りるときは、もちろん、普通に楽しむために好きな本を借りるために行くのですが、第2の目的としてあるのは、「買いたい本を選ぶ」ために行ったりしています。本屋などで、以前記事にした「クソ読書」によって、買うべきか、買わざるべきかというものを判断することもできますが、ゆっくり本と向き合うには、いささか雑な読み方ですし、「じゃあゆっくりと立ち読みをしよう!堂々とやろうぜ!」というのも、お店に迷惑がかかってしまいます。

図書館の良い所は、やはり、一度に10~15冊ほど、自分の気になった本を、とりあえず引き取ることができるところでしょう。図書館じゃ眠くなっちゃって仕方がないという場合でも、場所を変えたりすることができます。喫茶店に場所を変えて、浮いた図書購入代でもって、アイスティーをフラペチーノに買えることもできます。面白い本に出会うとき、お金に余裕があるならば、そりゃ、新刊を書店で購入していく方法のみで、あらゆる本と出会いたいけれど、それがムリならば、やはり本との出会いの場というのは、僕にとっては図書館になってくるのです。図書館で借り、じっくりと読み、購入したくなった本は数知れず。Amazonのほしいものリストが増えていく一方で、なかなか買えてはおりませんが、これからも上手に付き合っていくつもりです。

美しい知の遺産 世界の図書館

美しい知の遺産 世界の図書館

 

 

 

achelou.hatenablog.com

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