点の記録

点を線で結べない男の雑記帳

治癒散歩

 医者から散歩は効果的であると言われたので、元気があるときは散歩、ウォーキングをするようにしている。調べてみると、週に2時間の軽い運動をするだけで、ストレス耐性が上がるという情報があったり、自然の中を歩くとリラックス効果があるということがわかった。天気がいい日は、極力散歩にでかけるようにしている。根拠は鈴木祐さんの『超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド』という超胡散臭いタイトルの本。タイトルで損してる気がする。

超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド

超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド

 

 これと合わせて、WOOPという課題解決型のフレームワークを組み合わせて、漠然とした不安を受け流したりする練習をしている。僕には結構使えるらしい。効果は人による。一番は、医者に診てもらうのが一番だし、認知行動療法的なものを使う場合も、医者に相談するのがいいだろう。とにかく医者の言うこと以上以下のことをすると、治りが遅くなるということは肝に銘じて、日々過ごしている。

 散歩の話に戻ろう。音楽を聴きながら散歩をしていたが、最近は音楽を聴かないほうが、散歩後のすっきり感が大きいことがわかった。散歩に集中することができるからだ。この変化を見つけたのは偶然だ。僕が使っていたイヤホンが行方不明になったので、仕方なく音楽を聴かずに散歩するか、ということになった。これが思わぬ収穫となった。イヤホンありがとう。でもどこ?そろそろ出てきていいよ?

 人間はマルチタスクで行動しようとすると、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが分泌されることが分かっている。もしかすると、散歩の効果効能を受け取るには、聴覚という5感の中でも非常に影響力のある部分で、視覚で処理される情報と関係ないものが飛び込んでくるのは、マルチタスクだった可能性がある。やめてよかった。

 参考元↓

www.m3.com

 うつの治癒のための散歩ということで、僕の散歩の名前は「治癒散歩」と呼ぶことにした。こうすることで、プラシーボ効果を狙っている。午前中でも午後でも、いつでもいい。朝昼に日光を取り入れることで体内時計が調整されるし、適度に疲労もたまるので、夜眠りやすくなった。未だに睡眠薬に頼っている状態ではあるけれど、続けたらお薬も卒業できるかもしれない。

 何にしろ、いい状態に戻ってきている。ここで慌てずに、ゆっくり治していこうと思う。もう少し休憩します。