点の記録

点を線で結べない男の雑記帳

本を汚さずに効率よく読むブックダーツの威力

この記事ではブックダーツの有用性について書く。普段クソ読書しかしない僕にも、たまには真面目に本を読みたいときがあって、そういうときにとても役に立つアイテムなので、激オシしたい一品だ。

【BOOK DARTS】ブックダーツ チョコラベル75個ミックス

【BOOK DARTS】ブックダーツ チョコラベル75個ミックス

 


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図書館を主に利用している僕は、書き込みもドッグイヤーもできない。図書館で教養を身に着けようと思っている人や、本をまっさらな状態で保管したいきれい好きな人が世話になるのが、栞、もしくは付箋だ。ただ、この2つには以下の難点があると思う。

付箋のデメリット

  1. 付箋はのりが固まってしまった場合、剥がすときに紙を痛める。
  2. 大きさが小さいとメモが取れないし、大きすぎると本文が隠れて読みにくい
  3. 見てくれがよくない。

栞のデメリット

  1. 複数個用意しないと、重要箇所のブックマークが不可能
  2. かといって複数用意するのも面倒くさいが。
  3. 色紙やコピー用紙をつかって紙栞を用いても、材質によっては紙から滑り落ちて読書に集中できない
  4. どこを重要だと思ったか覚えていない。

付箋も栞も多くのメリットがあるが、デメリットを感じることが多いなぁと。あくまでもこれは僕個人が感じたものなので、すべての読書家の代表意見ではないけどね。

ちなみに、僕はドッグイヤー派だ。ドッグイヤーは「これは売らんぞ」と思えるような書籍に限って行っている。シャーペンや蛍光ペンのマーキングは、骨が折れるものの、消せる手段があることを、『ネット古本屋になる!』という書籍で知った。しかし紙を折るドッグイヤーは、いくらアイロンをかけても元通りにはならない。

マーキングをしたくない理由は2点ある。

  • 再読のときに邪魔に感じる
  • なぜここに線を引いた、俺!となる

以上の理由で読書に集中ができない。しかしドッグイヤーならば本文はまっさらなので気が散らない。

クソ読書提唱者でありながら、この本は血肉にしたいと思うような本とであったときは、ページの端をおって、あとで読書ノートについて書抜する。

クソ読書をしていると、いい本に巡り会える確率があがる。これはクソ読書唯一の功利かもしれない。真面目に読まず、クソみたいに読み飛ばしや読み帰り、順序飛ばし、理解の放棄をするために、本のローテーションが早まるからだ。最初から最後まで読んでみたいという本に出会えたら、ドッグイヤーとノートの出番だ。

とはいえ今はうつ療養中につき使えるお金は限られており、めくらめっぽうに本を買い込むことは叶わない。

そこで何かいい読書アイテムは無いかと探していたら、彼女さんから「ブックダーツ」なるものがあると聞き及んだ。雑貨屋で現物を見たときは使いにくそうだと思ったけれど、僕の思い違いであった。

先程の画像のように、紙ごとにクリップのように止める。ダーツの名にふさわしく先端が尖ったデザインなので、マーキング箇所は文頭に限られる。しかし、ノートへのメモはパラグラフまるごとをルールにしている僕には問題ない。

使い捨てではなく、用が住んだらダーツ入れに戻せば良い。環境にも良い。商品によって個数が違うが、僕が使っているのは70個入りのものだ。一つの書籍で70箇所もノートに書き込むことは無いので、並行して本を読むことをしなければ、ワンセットで足りる。

僕は真面目に読みたい本があったときは、同じ本を3回ほど読む。

僕の場合は、1回目と2回目にブックダーツを使う。ここはクソ読書的に読みながら、「おっ!面白いぞ」と思ったところや、記憶しておきたいところなどに挟んでいく。これは付箋とおなじような感覚だ。クリップは深く挟めるようになっているので、はさみ方よっては紙との余白を埋め、本を閉じた時にビラビラとしないのも嬉しい。そして、3回目でブックダーツでマークしたところを、ノートに書き写す。すると、その本の要約ができあがる。

やたらめったらにダーツを挟まなければ、外すときにもさほど苦痛を感じない。スムーズに挟むには少しなれが必要だ。デメリットはそれくらいにしか感じない。

愛書家はぜひ試してほしい。

 

【BOOK DARTS】ブックダーツ シルバー(ステンレス)50個缶入り

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【BOOK DARTS】 ブックダーツ ブロンズ 50個入り

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